お座りさんと構ってくん
みなそれぞれ、似たような悩みも多いなあと、読ませていただいています。
とくに、最近、中間テストの準備で、大いに同感することがあったので、リブログで引用します。
近頃の、生徒さんたちは、少子化と、祖父母からの期待が大きく、甘やかされている人が多い。
勉強以前に「躾け、どうなんだろう?」と思います。
甚だしい例では、ここ二、三年でしょうか、エンピツを持ってこない生徒さんがいる事です。
こちらも、忙しい中、いちいち注意して、真面目な人に空気が悪くなってもいけないので、
二十本くらいエンピツを削って、缶に入れ、カウンターに置いています。
エンピツなど、些細なことです。塾のエンピツを使おうが、自分のを持って来ようが、大した違いはない。
確かに、銀行や区役所で、書類に記入するのは備え付けのエンピツです。
しかしそれは、大人の考えです。
勉強するのに、自分のエンピツを持っていくということには、これから勉強します、という気持ちの現れです。
とくに、子どもさんたちの場合、具体的な、行為が、気持ちを作ります。
前日の夜、時間割りどおりの、教科書やノートをランドセルに入れて玄関に置く、
この行為を通して子どもさんは、明日の、学校に行く覚悟と準備を、心の中でもしているのです。
ところが、エンピツを忘れる生徒さんは、こちらから働きかけて「つぎはコレをしようか?」と言わないと、お座りさんで、ボーっとしています。
ほかの生徒さんに、解説していると、とたんに「どこをやるの?」声をかけてきます。
さっき言ったのに…、ボードにも書いているよ。
トホホという感じです。
こちらは、丁寧には対応しますが、「今度は、構ってちゃんかよ」と思います。
やはり、勉強でも運動でも音楽でも、真面目に取り組んでいる生徒さんは、心構えに違いがある。
ひとのせいにしない、
自分からやる、
感謝している。
勉強にとりかかる迄に「やる気がしない、ウダウダ。
まだ教えてもらってない。
こんなの将来、役に立つの?」
勉強の仕方にしても、
解説をきちんと聞く → 自分で練習・暗記 → テストで確認、
の繰り返しである。 近道はない。
せっかく塾に行って、おカネと時間をかけているのだ、生徒さんには、そこから最大限の利益を持って帰って欲しい。
そのためにも、授業を聞いて、練習・暗記して欲しい。 塾は自動販売機ではない。 お医者に通うように生徒さん、ご家庭のご協力が不可欠です。
塾の先生は、真面目で世話好きな人が多いと思う。
毎回、同じことをしていても、アア、あの子には、もう一枚、プリントを作っておこう、という気になる。
つぎは、期末テストがすぐにやってくる。
結果が不満な、生徒さんたちには、心機一転、勉強は自分でやるものだ、という気持ちでやってもらいたいと思います。
とくに、なかなか成績が上がらない、と数字だけ見て子どもさんを責めると、いつまでも治らない。
結果を求める一方で、塾から帰ってすぐに宿題をやってしまいたい子どもさんを、外食に連れ出していないだろうか?
日曜日はゆっくり休みたい、子どもさんを、無理だやり買い物に誘ってないだろうか?
子どもさんたちは、いじらしいくらい、親の顔色を見ています。 だって、塾や成績より、毎日一緒にいる親から嫌われたら生きていけない、と分かっているからです。
器用な子どもさんなら、親からの遊びのお誘いも勉強も両立します。
しかし、そう出来ない子どもさんもいる。
大人も子どもも、勉強にとりかかる、気持ち、姿勢はできているのか、考えてみると、自然に答えが出て、解決するのです。
凛んとして、清々しい、気持ちが大切です。
