えー。
CANON SUPER-CANOMATIC LENS R 50mm f:1.8について調べてみます。
なぜこのレンズについて調べてみようと思ったのか、それはキヤノン公式サイト:キヤノンカメラミュージアムにありました。
まず、キヤノンカメラミユージアムにある、1959年5月発売のキヤノンフレックス本体+レンズの写真をご覧ください。
↓クリック (キヤノンカメラミュージアムへのリンク)
*当ブログでは、この画像にある製造番号10048のレンズを最初期1型と呼称します。
ここで、前回ご紹介した、
キヤノンカメラミュージアムに1959年5月発売として、掲載されているCANON SUPER-CANOMATIC LENS R 50mm f:1.8(I)の画像を見ていただくと、外観に違いがあります。
(I) (1959年5月発売) 最初期1型
I型にはレンズ絞りリングに白ガイド線が無いが、製造番号10048にはある。
キヤノンフレックスについている製造番号10048のレンズは、
キヤノンカメラミュージアムでは1960年8月発売となっている、SUPER-CANOMATIC LENS R 50mm f:1.8(II)と同じように見えるのです。
(II)(1960年8月発売) 最初期1型
↑両方とも、2本の絞りリングに白ガイド線がある。
たまたまカメラミュージアム掲載写真撮影時に、SUPER-CANOMATIC LENS R 50mm f:1.8(II)を付けて撮影しただけ、の可能性もあります。
製造番号10048より前に、キヤノンカメラミュージアムに掲載されたCANON SUPER-CANOMATIC LENS R 50mm f:1.8(I)が存在したのでしょうか。
1959年頃のカメラ雑誌キャノンフレックス広告、当時のキャノンフレックスのカタログに、このレンズの製造番号10000未満は見たことがありません。一番若い番号は英文キャノンフレックスカタログにある10012です。
*当ブログでは、この製造番号10012を最初期0型と呼称します。
↓レンズ部分を拡大 「SUPER-CANOMATIC LENS R 50㎜f:1.8」の文字が大きくて違和感あり。。
↓ この英文カタログには、レンズ銘板リングに「SUPER-CANOMATIC」の文字がなく、CANON LENS R 50mm f:1.8とだけ刻印がある画像もあります。おそらくこちらが現物で、表紙の画像(上の写真)のレンズ銘板リングにある「CANON SUPER-CANOMATIC LENS R 50mm f:1.8」は後から画像修正(加筆)したような気がします。
「SUPER-CANOMATIC」という呼び方は発売直前に決まったのかもしれません。(最初期0型と当サイトでは呼称します)
この最初期型10012(最初期0型)と10048(最初期1型)は画像で見る限りほぼ同じですが、
細かいところに違いがあります。
上の画像では、「1.8 2 2.8 4 5.6 8 11 16」と刻印があるリング(絞り操作用リング)が上下に2本あるうち、上のリングのみ数字のところに白ガイド線があります。下のリングには白ガイド線がありません。
キャノンカメラミュージアム掲載のキャノンフレックスに装着された製造番号100048のレンズは2本とも数字部分に白ガイド線があります。
ちなみに、写真サロンという写真雑誌の1959年5月号(昭和34年5月1日付発行)のP48-P49に「キヤノンフレックスのすべて」という記事があり、そこに掲載された写真を見ると
↓P49に掲載された写真
↓レンズ部分拡大
↑最初期0型と同じく、絞りリングの数字部分白ガイド線があるのはレンズ先端側のみです。
レンズ銘板リングに「SUPER-CANOMATIC 」の記載がなく、「CANON LENS R 50mm f:1.8」だけなので、英文カタログに使われた製造番号10012と同一レンズの可能性もあります。
↓P48に掲載された写真
↑こちらは絞りリング2本とも数字白ガイド線があるので最初期1型と同じです。
この事実から、1959年5月時点で、最初期0型と最初期1型が実在していたことが確認されました。
それはともかく、、
CANON SUPER-CANOMATIC LENS R 50mm f:1.8(II)はキャノンカメラミュージアムでは1960年8月発売と記載されているのに、製造番号100048という若い番号のレンズに外観がそっくりなのは、なぜでしょう。
ひょっとすると、CANON SUPER-CANOMATIC LENS R 50mm f:1.8(II)は1960年8月発売ではなく、1959年5月、キャノンフレックス本体と同時発売されたのではないでしょうか。
でも最初期0型と最初期1型はカタログ、雑誌等の撮影用で、1959年5月には発売されていなかった可能性もあります。
次回はそこを検証してみたいと思います。
今回はここまでー。
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