自己愛性人格障碍(自己中、ナルシスト)まとめ -3ページ目

自己愛性人格障碍(自己中、ナルシスト)まとめ

「俺は偉いんだ」「俺は賞賛されるんだ」「みんなを利用していいんだ」
こんな性格は要注意

■能力が高いもの

○全般?
コンプレックスを解消するためにただならぬ努力ができる?


○嘘、詐欺、正当化、詭弁
自己愛性パーソナリティ障害と思われる詐欺師にお金を取られました。 対処方法を探... - Yahoo!知恵袋
「自己愛性パーソナリティ障害と思われる詐欺師にお金を取られました。対処方法を探しています。」

心理カウンセリング「COCOROオフィス」へようこそ No.34「自己愛性人格障害(3)」
「たとえば、本当は自分が他人に嫉妬している(=現実)のに、他人が自分に嫉妬していると思ったり(=妄想)します。他人から批判されると、あれは私に嫉妬しているからだ、などと言ったりします。こういう詭弁によって立場を逆転させ、自分を守るのです。」



○人柄を良く見せる

○土下座
脱出とその後
「土下座はモラ夫の得意技です。」


○劣等感をうまく昇華させた時の仕事力?
都市伝説?



■能力が低いもの

○障害の認識

○非現実的な目標を定める
自己愛性パーソナリティ障害 - Wikipedia
「非現実的な目標を定める」

○権威に弱い
脱出とその後
「モラ夫は権威に弱く、お上のいうことには屈することが多い」

○世間の評判に弱い
脱出とその後
「人の目からしか自分を見られないモラ夫がもっとも怖いのは自分への世間の評判です。」

○分かりにくいカタカナを使ってしまう
会話に見る心理状態/話し方(カタカナ言葉)
「一般的によく知られた言葉ではなくても、会社において当たり前のように使用されているカタカナ言葉に影響を受けてしまう事は仕方がないのですが、会社を離れ、一定の共通認識を持った人が相手ではないにも関わらず、社内と同じ調子でカタカナ言葉を使用する人は、自己中心的なものの考え方をする傾向があり、「優れた自分」「博識な自分」「有能な自分」を誇示したいといった気持ちが見て取れる人です。」

○器が小さい
女性が「器がちっちゃいなー」と思う男性の特徴ランキング - 恋愛&結婚ランキング - goo ランキング
「1位:立場の弱い人に対して横柄な態度をとる
2位:他人の批判ばかりしている
3位:自分の間違いを絶対に認めない
4位:絶対に謝らない
5位:自分の思い通りにならないと不機嫌になる
6位:人の成功を素直に喜べない
7位:自分を否定されると不機嫌になる
8位:すぐに責任から逃れたがる
9位:1円単位で割り勘にする
10位:自分の自慢話ばかりして、人の話を聞こうとしない
11位:他人に助けてもらっても感謝の言葉を言わない
12位:肩書きや学歴に固執する
13位:話す内容が卑屈なことばかりである
14位:常に上から目線で話をする
15位:知ったかぶりをしたり、自分を大きく見せようとする
16位:自分の大変さを頻繁にアピールしてくる
17位:ちょっと親切をしただけで、恩着せがましくしてくる
18位:自分に都合のわるいことは、見て見ぬふりをする
19位:思ったことをはっきり言わずに、回りくどく伝えてくる
20位:小さな失敗をいつまでも引きずる」


○間違いや欠点を認める能力が低い?

やっぱり無視が一番?自己中上司の暴走白書30連発|【Tech総研】
「ある仕事をお願いしたのだが、上司がすっかり忘れてしまい、それを棚に上げて納期までに仕事ができないことを、みんなの前で怒られた。そこで上司が忘れたことを告げると今度は逆ギレ、「オマエがどうなっているかと聞かないからだ!」とますます怒られた。」


○論点を保つ能力が低い

自己愛性人格障害について
「3.表面的な言葉にこだわり、話が逸れてしまうことが多い。
 自分に不利なことを言われた場合、その言葉を目の前から打ち消さなければ非常に不安になるため、表面的な正当化を続けざるを得ず、話がかみ合わない。相手から見ると多くの場合、「不利なことを言われると毎回逆に自分が被害者であるような話を持ち出して論点がずれる」というパターンになる。」


○おだてに騙されやすい

自己愛性人格障害について
「5.簡単にだまされる。
 自己愛性人格障害の人は第三者的には人の行動の意図などは良く察知できるが、こと自分に向けられる場合に、表面的にでもお世辞でも自分をサポートする言葉にしがみつかざるを得ないため、簡単にだまされる。例えば単純なウソでも表面的におだてられればすぐに相手の言うなりになってしまう。」


○反省能力が低い

自己愛性人格障害について
「9.自分自身の問題点について反省したり考え続けることが難しい。
 自分に不利なことを思い浮かべるだけでも直ちに打ち消さないと極度の不安に襲われるので、自分自身の改善するべき問題について考え続けることが難しい。そういう意味で自分を変えようと思い立つことも非常に困難で、治療につながりにくい。」
参考:自己愛性パーソナリティ障害の類型

現代までの分類
○マスターソンの分類(1990)
・自己顕示型
・引き出し型(臆病型)

○ブロウセックの分類(1982)
・自己中心型
・解離型

○バーンスタインの分類(1972)
・渇望型:賞賛を過剰に求める
・妄想型:猜疑的で自分が一番と妄想する
・男根型:活発だが傲慢
・操作型:物事を捻じ曲げ人を操る

○ロゼンフェルドの分類(1987)
・厚皮
・薄皮

○ウィンクの分類(1991)
・顕在型
・潜在型



現代の分類(ギャバード,1997)
・無関心型(無自覚型)
1. 他の人々の反応に気づかない
2. 傲慢で攻撃的
3. 自分に夢中である
4. 注目の的である必要がある
5. 「送話器」はあるが「受話器」がない
6. 見かけ上は、他の人々によって傷つけられたと感じることに鈍感である

・過敏型(過剰警戒型)
1. 他の人々の反応に過敏である
2. 抑制的、内気、表に立とうとしない
3. 自分よりも他の人々に注意を向ける
4. 注目の的になることを避ける
5. 侮辱や批判の証拠がないかどうか他の人々に耳を傾ける
6. 容易に傷つけられたという感情をもつ。羞恥や屈辱を感じやすい

現実の自己愛性パーソナリティ障害は、ギャバードの分類した無関心型の極から過敏型の極の間のいずれかにプロットされると考えられる。



その他の分類
○セオドア・ミロンの分類(2003)
・反道徳的ナルシスト
概要:反社会的特徴を含んでいる。搾取的で、不実で、人をだます、無節操なペテン師という人物像をもつ
人格特性:良心に欠けている。無節操で、道理に無関心であり、不実で、詐欺的で、人を欺き、傲慢で、人をモノのように扱う。支配的で、人を軽蔑し、執念深い詐欺師である

・多情型(好色的)ナルシスト
概要:演技的特徴を含んでいる。ドンファン性格者(多情で誘惑的)であり、エロティックで魅惑的な自己顕示的人物である
人格特性:性的に誘惑的であり、魅惑的で、心を引きつけ、思わせぶりである。舌のよく回る巧みな人物であり、快楽主義的な欲望に耽るが、本当の親密さにはほとんど無関心である。貧乏な人やうぶな人を魅了し、意のままに操る。病的に嘘つきで、人を騙す

・代償的ナルシスト
概要:受動攻撃的な特徴を含んでいる。また、過敏で回避的な特徴を有している
人格特性:自尊心の欠如および劣等感を中和あるいは相殺することに努める。すなわち、自分は優れており、特別で、賞賛されるべきであり、注目に値するという幻想を生み出すことで自己の欠損をバランスしようとする。それらの自己価値感は自身を強調した結果生まれたものである

・エリート主義的ナルシスト
概要:純粋なタイプである。ヴィルヘルム・ライヒの男根期的自己愛性格に相当する
人格特性:偽りの業績や特別な子ども時代の体験のために、自分は特権的で、特別な能力を有すると信じている。しかし、立派な外見と現実との間に関連はほとんどない。恵まれた、上昇気流にのった良好な社会生活を求め、人との関わりにおいては特別な地位や優越が得られる関係を築こうとする

・狂信的ナルシスト
概要:妄想的な特徴をもつ
人格特性:自尊心はひどく幼少時代に捉われており、普段から誇大妄想的傾向を示し、全能の神であるという幻想を抱いている人物である。自分は重要ではなく、価値が無いという幻想と戦っており、素晴らしいファンタジーを夢想すること、あるいは自己鍛錬を通じて、自尊心を再確立しようと試みている。他者から是認や支持を得ることができない時には、壮大な使命を帯びた英雄的で崇拝される人物の役割を担おうとする



共通特徴
自己愛の病理は軽症から重症まで連続的な広がりをもち、その自己表現形式も多様である。