ダカット金貨の歴史

ダカット金貨は多くの国や年代にわたるためダカット金貨の全体像に関する記事がほとんどないのでまとめてみました。

大変美しく複雑な歴史を持つ品が多いのでとても面白いです。

 

時代 

14世紀ごろから20世紀後半にかけて金の含有量が高いことを特徴に流通していました。

 

ヨーロッパで貿易を中心に使われていました。

 

主要なものや広く知られたものを含めると

 

ヴェネツィア共和国(Venetian Ducat)

オスマン帝国(Ottoman Ducat)

スペイン(Spanish Ducat)

オーストリア(Austrian Ducat)

フランス(French Ducat)

ドイツ(German Ducat)

ハンガリー(Hungarian Ducat)

ポーランド(Polish Ducat)

ポルトガル(Portuguese Ducat)

イギリス(British Ducat)

ロシア(Russian Ducat)

ルーマニア(Romanian Ducat)

ギリシャ(Greek Ducat)

ローマ教皇国(Papal States Ducat)

スイス(Swiss Ducat)

 

などなど

 

これらの国や地域でドゥカットが使用され、それぞれが異なる歴史的・文化的背景での通貨としての役割を果たしていました。

 

1-30の単位

 

12分の1といったとても小さいものから30などといったとても大きいものまでたくさんあります。

 

1ダカット以下の、2分の1や4分の1など小さいものは海外で人気が弱いので投資としてはお勧めできません。

 

上写真ーイタリア 1ダカット金貨 1339から1342年の間に発行された品

 

上写真ーオーストリア 1ダカット金貨 1789年に発行された品

 

上写真ーハンガリー 6分の1ダカット金貨 1698年に発行された品

 

上写真ーオーストリア 30ダカット金貨 実物はとても大きいです

 

チョイス

 

店主マーカーはたくさん個数を集めやすい1ダカットや縁起のいい7や8や区切りのいい10ダカットを集めております。

 

また、ダカット金貨はお気に入りのジャンルの一つですが、

お気に入りのダカット金貨はデザインに船や聖ジョージが入っているものです。

それらのデザインはパワフルで元気をもらえるだけでなくお守りとして買っています。

 

ダカットコインは歴史性や学びの面白さを求めるならばおすすめのジャンルです!