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 ブログなるものを始めてみてからもう二ヵ月強が過ぎた。大将は何でも続かない飽きっぽい性格なので、すぐに書くこともなくなり、「ブログの死体」としてWEB上に放置されたまま(ブログ死体、HP死体というのは、かなりWEB上に放置されている。それらだけを集めたHPもあるくらいだ。これからもどんどん増えていくことだろう)になるかなと思ったが、どうやらそうではないようだ。書けば書くほど書きたい事があふれ、物事や事象に対する謎(なぜ●●は~か)を説き明かしたくなる。一つ説き明かすと、なぜ?なぜ?とまた疑問が浮かび上がってくる。書くということは新たな自分の発見につながり、私としてはこのまま永遠に書き続けていたいものだ。しかしそういったものを、全く見ず知らずの他人が見て面白いと思うだろうか?

 私のブログにも漸く読者がつくようになった。好きなマンガ・映画・小説・音楽等から経由で読者になった方がほとんどである。リアルの実際の生活の中では絶対に知り合えないだろう方もいるので、私としては善かったと思っている。そのつてで私が逆に読者になることもあった。彼らの書く日記出来事のブログは、彼らにとってはありきたりの日常なのだろうが、全く知らない私にとっては新たな世界である。しかも作り物語のような不自然さがない(まあ、嘘日記を書いている人は別だが・・・)。江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」に似ているかもしれない。覗きの面白さである(それとも「peep tv show」というべきか)。

 また一つの事象に対して、「ああ、こういう考えもあるんだな」という新たな発見もすることができた。自分の感じている世界の中から一瞬でも一歩外に出る事ができる。バカの壁を少しでも取り外せることができる。ということでブログはいいんでないかい?