イエローボックス
女子校生監禁調教~地下室の罠~
監禁逃亡~恥辱の令嬢~
ジャパンホームビデオ
監禁逃亡 性奴隷
 *画像と本編は全く関係ありません。

 Vシネ、AVには、「監禁モノ」というジャンルがある。数年前の新潟の事件や、最近の王子様の事件を見るに、そういった性癖の人は確実にいるのだろう。無論言うまでのことではないかもしれないが、監禁は犯罪であり、被害者女性に多大な精神的ショックを与える。やってはいけないことだ。

 それはさておき、男にはよくわからない性癖があったものだ。か弱い女を閉じ込め、縛り、震える姿に興奮するとは何たることだろうか? でも興奮してしまうのだから何とも言いがたい。性癖とは自分では選べないものである。脇フェチの人は一生脇フェチだし、縛るのが好きな人は一生そうだろう(ちなみに安部公房は足フェチだと思われる。足の描写がかなり細かいし、女性の足からイメージを膨らます芸実家も彼の作品に登場した)。思想的にフェミニストであっても、性癖はレイプという人もいるくらいである。まあ、実際に生身の女性に手を出したりして事件にならなければ、どんな性癖だろうが私は別にいいと思う。本作は監禁逃亡シリーズ全10作弱(新シリーズも加えるともっと)の中最も際どい二作品である。

 「恥辱の令嬢」は、ヌードル(裸になるアイドル?)三浦綺音 ,と元AVクィーン立原友香の競演作である。中でも立原友香の豊満な肉体はすごいものがあった。これぞ芸術作品だ。90センチ以上はあるだろう綺麗に整ったバストに、見事なまでな肉つきの体。30を超えているはずなのだが、ラインが一切崩れていなかった。これ以上にいい体を、私は日本人の中では見たことがない。また三浦も、胸がかなり大きくて素敵である。ただ残念なことは、三浦のからみの場面が少ない事である。


 「性奴隷」は裸で縛られ苦しそうにしている女性の表情がいい。光の当て方が見事である。Vシネの場合、モザイク等の修正を加えずに、どうやって恥部を隠すかがエロさ、はては耽美性の高さを象徴するものとなる。ある作品では股の間にちょっと遠くに離れている酒の瓶で隠れるようにした。またある作品では、ちょうど陰になって隠れるようにした。本作では、下から照らすライトで陰部の構造を見えなくさせているのである(まあ、舞えばり等は張っているのだろうが・・・)。栗林の媚態もすてきだ。エロシーンの数も申し分ない。本当に見事な作品である。