左脳人間だ右脳人間だとよく世間では言われるし、私も一時期うかれて騒いだことはある。しかし、そんな左右二原論で語れる程人間は単純ではないし、無論騒ぐ人間も語れるとは思ってはいないだろう。左脳人間だが、軽い右脳も入っていると騒いでいた友人がいた。左右両脳のつながりが活発で、右から左、左から右へと自由自在にアイデアを転換できる芸術家もいた。完璧な左脳(右0)人間はすなわちコンピュータになるし、完璧な右脳人間は動物の類になるだろう。いずれの人間がいたにせよ、付き合ってもあまり面白みはなさそうだ。どちらに偏っていても、逆側の機能が少しは必要なようである。まあ、現実社会で生きるには、左脳が発達していたほうが便利そうだ。右脳はあればあったで、生きることを豊かにはしてくれるだろうが、どちらかといえば左脳の方がいい。「左を制する者は世界を制す」 ボクシングの諺である。でも左脳に偏りすぎるのも、味気ないものになってしまうかな? 私が左脳に憧れるのは、私が右脳よりの人間だからだろうか?
世間には左脳的存在と、右脳的存在があるのではないか、と考えてみた。ここでいう右脳左脳は、医学や解剖学にねざしたものではなく、思想的な意味においてである。
すなわち、
左 右
経営 職人
produce create
ドラえもん のび太
現実 真実
愛 誠
未来 過去
都市 村
権力 芸術
チェンジブル ネバーチェンジ
消費 慈愛
政治家 学者
PQ IQ
ヒューマニズム 実存主義
隣人 他人
仮面 素顔
と、いうことになる。ちなみに最高の右脳と左脳を持つのは、全知全能の神ということになる。「神様はサイコロをふらない」だったっけか? アインシュタインが言った言葉がある。最高の秩序・法則で、今までに見たことも無い世界を創り上げるという点でそういえるかもしれない。まあ、他にもあったら投稿お願いします。