子どもの頃、水槽で泳ぐ金魚が
なぜ溺れないのか不思議だった。
小学校の理科の授業で
その理由を教えてもらったが、
やっぱり納得はできなかった。
だから大人になっても
海で泳ぐ熱帯魚たちを見て、
おまえたちはいいなぁ
なんて呑気に思ったものだ・・・
そんな時ふと、魚は水を知らない
という言葉がアタマをよぎった。
そして人は空気を知らないんだ。
いや、知らない素振りで生きている。
僕たちは空気を吸って生きてるし、
魚たちは水を吸って生きている。
当たり前だから、感謝することもないし
あるのかどうかさえ気にもしない。
それが当たり前だと思ったとき、
人はなにか大事なものが見えなくなるんだろうね。