2015年も、もう終わり!
本当に、あっという間の出来事でした。って、毎年毎年、そう思ってるんだろうけど…


先日、会社の忘年会がありました。
入り口で、名札を配られて、
名前と、「今年を表す一字を書いてください!」と言われて、
むむ、と一瞬詰まりました。

(脳裏に浮かんだのは、「安」…そう、あのお寺のお坊さんが書くやつ…
そりゃ、安保や世界の平和について心を痛め考え悩む年ではありましたが、
自分の一字かと言われればそういうわけでもない(当たり前)…)

というわけで、ちょっとばかり考え込みまして、書いたのは、「満」という字です。

・満身創痍の「満」であり
・満足、満ち足りたの「満」でもあり

我ながらよくまとまっていると思います。えへん。


この1年、とにかく、まぁ、満身創痍でした。
子どもがいる状態で働く、という、”個人的に”前代未聞の体験。
体力の限界を毎日感じ、もうダメかも、と思った夜が、幾度あったことか…
(とりわけ、保育園のお迎え時、「帰りたくないーーー!!」と愚図られ、連れ帰るのに1時間かかるような日の疲労感は、地獄を見るようでしたね…。さらに、深夜持ち帰り仕事がたくさん!みたいな追い討ちとか…)

育児に土日も祝日もない…ということで、
平日の疲れを癒したり、睡眠不足の補てんをしたり、そんな時間、どこにもないんですねーーーー!!!!!!!

と、元来、のんびりぬくぬくまったりしたい派のライフスタイルがあっさり崩壊したことへの衝撃。


青汁飲んでみたり、チアシード食べてみたり、あれやこれやと努力しつつも、
加齢には勝てない(そこ!)

体がキツイと、心もキツくなって、オットともよく喧嘩しました。
(相手は喧嘩だと思ってない可能性大。)
キリキリ、イライラ、いけませんねぇ。
いけませんと思う気持ちがこれまたプレッシャーになりまして、
度々崩壊していました。

そんなわけで、満身創痍。


しかしまた、
とっても満ち足りていたのは、事実なのです。
そして、総括的には、満ち足りていたのです。


日々悩みはするし、迷いもするけれど、
いろんな経緯があってたどり着いた会社で、やりたいと思っていた仕事をしていて、
面白い仲間たちがいて。

そして、何物にも代えがたい、かわいい子どもがいて、頼れるオットがいて。

安心して預けられる保育園に子どもを入れることができたのも、幸運でした。
会社の制度も、これから作る、という中で、なんとか、フレキシブルにやりくりできるようにしてもらっているし。

時々一緒にストレス発散!できる友だちがいて。

困った時には助けてくれる、両家のおかあさんたち。
はるばる青森から、駆けつけてもらったりもしました。


仕事をすることも、子どもを育てることも、
自分で選んだことで。

選べていること、実行できていること、それ自体が有り難いことだし、
奇跡的なことだとも、本当に心からそう思っているのです。

そして、そうさせてくれた環境、今、それを守ってくれている環境、
環境をつくっている人たち、との、つながり、
そういったものに、感謝する気持ちが、じんわりわいてくる。

忙しいと(「心」を「亡くし」ていると!)、
そういう自覚が吹っ飛んでしまう瞬間があるのだけれど、
心の奥底には、そういう幸福感があるってこと。


感謝とか、そういうこと、
神様や仏様や周りの方がたにうまく伝えられているかわからないし、
日々のわたしからは、ボロボロなネガティブオーラの方が溢れ出ちゃってるんじゃないかって
恐れていたりもするのですが、
改めて、
満たしてくれてありがとうございます!と、
お伝えして、
本年を締めくくりたいと思います。


そんなわけで、「満」。


来年は、どんな年に、なるのかな!


なんか、「満」は、欲張りなわたしの毎日を捉えるのにはかなりいいとこついてるんじゃない!?
と、代案なく、毎年の恒例になりそうな気も、しております…