ママさん友だちや、知り合いの方がたの間で話題沸騰(!)の『残念な夫。』

「絶対観た方がいい!」と、複数人にプッシュされ、“見逃し配信”なる現代的な技まで教えてもらってしまったので、
こりゃー仕方ない、と、眠い目をこすりながら、観ました。

眠い目は、そのうち涙目に。。。


妻(役)の倉科カナさんが、夫(役)の玉木宏さんに本気切れするシーン。

「手伝おうか?」
という台詞で、導火線に火がつくわけで、
手伝うって何よ?
主体性なくない?
二人の子どもだよね?
ムキャーーーッ!
(玉木くんが出てるから、のだめ的テンション…に見えてくる…)
から、
分かって欲しい!
までのくだりが、特にね。

他にも、
甘いもの食べ続けてるとか、
育児グッズとか、
細かなとこが、なかなかリアリティあるなー!
子育ての日常の、些細なことに目を向けているストーリー&映像だなー!と感心。

そして、コメディであることが、何より重要!

幸せなのに辛いとか、
辛いのに幸せとか、
一緒にいるのに孤独とか、
一緒にいるのが当然とか、
矛盾だらけで、ハイテンションでストレスフルで、
でも、最上の愛の証がそこにあって、
決して逃れられない責務がそこにあって、
こういうカオス的な暮らしってまさに、コメディだ!
もう、泣いて、笑って、泣いて、大笑いすればいいんじゃないって思えれば、
こっちのものというか。

ドラマを通して、そういうことを客観的に観ることで、
新米ママさん、パパさんたちが元気が貰えるような展開に…
なっていくのかな?

興味出てきましたねー。

ただ、見逃し配信は3話までらしいので、
わたしは最後まで観られないわけですが←おい。


Facebookでも、子育ての「あるある」話が盛んにシェアされてたりするのですが、
何やらしんみり系が多くて、余計につらくなること、あります。

最近では、サイボウズさんの企業CMが話題をよんでいるらしいです。
特に、2篇目。
因みにこれも、夫側の「手伝う」っていうワードが出てきますが、
こちらは妻側が、このワードに特に反論せず展開するので、
『残念な夫。』と対照的、かな?


「あるある」って言っても、千差万別ですものね。結局のところ。
親の性格も事情も環境も違えば、子の様子も違い、夫婦の関係も違い、
それを掛け合わせたら、まさに千差万別で。
「あるある」の話なのに(なのに、って思うところがね)、
なんか共感できなくてむずがゆい、みたいなこと、みんなそれぞれに感じてるんだろうな。


でも、共感したい、っていう気持ちや、
疑問や、
社会的な問題意識があるから、
ドラマも生まれれば、CMも、漫画も、「イイ話」的なFB投稿も、絶えないんだろうな。


そんな、「子育てあるある有象無象」の中にあり、
『残念な夫。』の出だしは、
とりあえず周囲では好評価の様子。
夫婦で観た方が、いいらしい、ですよ。


我が家も見逃し配信、喧嘩のシーンだけは2人で観ましたよ。
(わたしは全篇を1人で観て、そこだけ2回観たわけですが)
そして、オットと、くくく、と笑いました。。。