今日の東京は大雪です。

北国であれば大したことのない積雪ですが、関東にはその準備がないから大変。
車のタイヤとか雪かき用のシャベルとか、靴とか。

我が家も フローリングに絨毯さえママならず
少し冷え気味です。
もこもこにフリースを着込んで お茶ばかり飲んでいる。

大雪の日は
曇り空がどんよりと 一日中、夜のようなお天気なわけですが
わたしはこの曇り空が 割と好きです。

前にも書いたと思うけれど

家族で北国で過ごした思い出とリンクして
こういう日には、むしろ愛を感じる

そして お家の中でできる遊びに、
きょうだいと、あるいは一人で、夢中になって過ごしていた時間が
創作的な意欲とか 静かに本を読んだり 誰かに手紙を書いたりする意欲とか
そういう意欲の源になって 表れてくる


大学院を過ごしたロンドンの空にも また似ていて
当時も その天気を 
一人暮らしの寂しさはあっても 決して嫌だとは思わなかった

むしろ
さぁ 部屋で何しようかなという 静かなエネルギーになったりもして


そういう風に 雪や冬の暗い天気を嫌いにならない気持ちのように
すべての感じ方や考え方の根源は 愛の記憶にあるのだと思うと

愛された記憶 それと結びつく記憶があると 
なんでもないことや 少しばかりネガティブなことも
なんでもない幸せなことや 少しばかりポジティブなことに
成り代わることができるということ


愛のある経験 その豊かさが 難しい毎日を生きていく中で
じんわりと大切なんだっていうことなのかな
誰にとっても。