息もつかず、話す人の話を聞いていると、
思わずこちらも、
息を止めて、
目を見開いて、
「先」または「終わり」が来るのを、いまかいまかと待っている。

わたしもきっとそうやって、
誰かのペースを奪っているのだろうか?

そんな日常のスピードが、また戻ってきて、
わたしは夕ご飯をミスして、
息苦しいし、
お腹は減ったし!

わたしのペースとやらは、
一瞬にして時の彼方に。

つまり、その、
「先」の方に。