ワンルームマンションというのは、
大体にして悲哀なイメージがあったりするけれど、
たかがワンルームマンションでも、
ひとが一緒にいると、
そこはなんだか、「ワンルームマンション」であっても、「ホーム」になれる気がする。

いるときと、
いないときで、
風景が変わる場所。

結局どんなストーリーも、
ひとがいないと始まらないし、進まないんだ。

というか、
そう、信じたい。

どんなモノも、
どんな場所も、
ひとによって、
赤くも青くも、緑にもなる。

人によって風景が変わる、
それは、なんだか安心する、ものの見方、だと思う。

どんな空白にあっても、
わたしがそこへ入って、
大切な誰かと一緒に入って行けば、
大丈夫な気がするから。