今日は、月が綺麗に見える美しい夜だった。
空に浮く。それは物理的に考えれば、人間は空中を飛ぶことなどできない。
ゆらゆら、ゆらゆら。私の髪が風に揺れ、月明かりが街を照らす。
……何故、私はそれを見下ろしている?
今日も、星が弾けるように輝く夜だった。
私は無言で街を見つめる。特に何をするわけでもない。ただただ、呆然と。
意味はない。浮いていることも、見ていることも、私の存在さえも。
理由のない浮遊。理由のない視線。理由のない存在。
……私は、何故ここにいる?
「もう……落ちて、しまいたい」
何度目か忘れてしまった、嫌に寂しい夜だった。
私はそう呟いた。夢。これは夢。最初から分かりきっていた事を脳内で繰り返す。
だって、そうでしょ。
いつも浮いていて、つまらない夢なんて、壊れてしまえば良い。
それに、思い出せなくなる。私は、誰で、何をして、生きていたことが。
「夢、なら。何が起きても、所詮夢、だよね?」
もう、飽きた。そう最後の言葉を吐いた瞬間、初めて浮遊感を失った。
命綱をいきなり切られてしまったような違和感。
重力に逆らうことができないまま、私は落ちる。
何かが空中で煌めく。月明かりが憎たらしいくらいに綺麗に輝くそれを見て、目を見開く。
……私は、何故泣いてる?
目が覚めた。カーテンを開けると、とても眩しく天気が良い。
不意に、けたたましく目覚まし時計が部屋に鳴り響く。
慌てて枕元に戻り、時計を止める。――違和感。
「……あれ。私、何か零したのかな?……涙?」
枕が少し湿っていた。鏡を見ると、目元が赤い。悲しい夢でも見たのだろうか。
まあ、いい。今日も私は元気だから。そもそも、悲しむ理由なんてありはしない。
そう思い直して、リビングへ駆け下りる。テーブルには作り置きの朝食。
そして、いつもは意識しない新聞が目に入る。
ずきり、と頭痛が襲う。記憶が欠けている。私は何かを忘れている。
隅の方に追いやられた記事に目をつける。嗚呼、頭痛が酷くなっていく。
【――重傷。夜中にビルへ侵入した少女がフェンスを乗り越え落下。身元は現在調査中――】
……私は、何故生きている?
……私は、一体だれ?
そうして、今日もまた、私は落ちる夢を見る。
***
ミユキです。どうもどうも。寝たいけど眠れないので若干深夜テンションに近いノリで。
ただの悪夢の話です。同じ夢を最近見てたので、それを元に書いてみました。
自分の存在理由がごったごたになる話であり、現実と夢が混合してよく分からなくなるっていう話なんですが、意味分からなければ分からないでいいです。
……だって書いた本人がよく分かってないんですから……短編ファンタジーむずい……。
あと、ブログだとずらずら書くと読みにくいたちなんで、こんな表示にして書きました。
文庫本となんか違う感じがするから……そもそも横書きですし?大丈夫かな?読めます?
……でも、まずはもうちょっとファンタジーなの書きたいなあ……というわけで、次はもうちょっとふわふわしたようなお話が書きたいです。短編一本で終わらせるのはキツいんで、前、中、後編みたいにわけて書いた見ようかと思います。ただの無謀な試みですよ。嘲笑っといてください←
更新しようと頑張った試みなんで……もう何もつっこまんといてください……orz
ではでは、ちゃおちゃお!
空に浮く。それは物理的に考えれば、人間は空中を飛ぶことなどできない。
ゆらゆら、ゆらゆら。私の髪が風に揺れ、月明かりが街を照らす。
……何故、私はそれを見下ろしている?
今日も、星が弾けるように輝く夜だった。
私は無言で街を見つめる。特に何をするわけでもない。ただただ、呆然と。
意味はない。浮いていることも、見ていることも、私の存在さえも。
理由のない浮遊。理由のない視線。理由のない存在。
……私は、何故ここにいる?
「もう……落ちて、しまいたい」
何度目か忘れてしまった、嫌に寂しい夜だった。
私はそう呟いた。夢。これは夢。最初から分かりきっていた事を脳内で繰り返す。
だって、そうでしょ。
いつも浮いていて、つまらない夢なんて、壊れてしまえば良い。
それに、思い出せなくなる。私は、誰で、何をして、生きていたことが。
「夢、なら。何が起きても、所詮夢、だよね?」
もう、飽きた。そう最後の言葉を吐いた瞬間、初めて浮遊感を失った。
命綱をいきなり切られてしまったような違和感。
重力に逆らうことができないまま、私は落ちる。
何かが空中で煌めく。月明かりが憎たらしいくらいに綺麗に輝くそれを見て、目を見開く。
……私は、何故泣いてる?
目が覚めた。カーテンを開けると、とても眩しく天気が良い。
不意に、けたたましく目覚まし時計が部屋に鳴り響く。
慌てて枕元に戻り、時計を止める。――違和感。
「……あれ。私、何か零したのかな?……涙?」
枕が少し湿っていた。鏡を見ると、目元が赤い。悲しい夢でも見たのだろうか。
まあ、いい。今日も私は元気だから。そもそも、悲しむ理由なんてありはしない。
そう思い直して、リビングへ駆け下りる。テーブルには作り置きの朝食。
そして、いつもは意識しない新聞が目に入る。
ずきり、と頭痛が襲う。記憶が欠けている。私は何かを忘れている。
隅の方に追いやられた記事に目をつける。嗚呼、頭痛が酷くなっていく。
【――重傷。夜中にビルへ侵入した少女がフェンスを乗り越え落下。身元は現在調査中――】
……私は、何故生きている?
……私は、一体だれ?
そうして、今日もまた、私は落ちる夢を見る。
***
ミユキです。どうもどうも。寝たいけど眠れないので若干深夜テンションに近いノリで。
ただの悪夢の話です。同じ夢を最近見てたので、それを元に書いてみました。
自分の存在理由がごったごたになる話であり、現実と夢が混合してよく分からなくなるっていう話なんですが、意味分からなければ分からないでいいです。
……だって書いた本人がよく分かってないんですから……短編ファンタジーむずい……。
あと、ブログだとずらずら書くと読みにくいたちなんで、こんな表示にして書きました。
文庫本となんか違う感じがするから……そもそも横書きですし?大丈夫かな?読めます?
……でも、まずはもうちょっとファンタジーなの書きたいなあ……というわけで、次はもうちょっとふわふわしたようなお話が書きたいです。短編一本で終わらせるのはキツいんで、前、中、後編みたいにわけて書いた見ようかと思います。ただの無謀な試みですよ。嘲笑っといてください←
更新しようと頑張った試みなんで……もう何もつっこまんといてください……orz
ではでは、ちゃおちゃお!

