チャリンコLifeに一言 | 桐島ローランド オフィシャルブログ「Believe! 信じられる未来へ」Powered by Ameba

チャリンコLifeに一言

今年に入って未だにバイクのエンジンをかけていない。別にバイクが嫌になった訳ではないです。単純に運動不足で太ってしまったので5キロ以内の場所にはなるべくチャリンコで行く様にしているからです。それに相変わらず都心にバイク用駐車場が無いのが大問題。結局乗るとしたらツーリングだけになってしまった。すると冬は寒いからツーリングもしなくなってしまい。。。この様です。俺は健康的で経済的な自転車は大好きだけど、正直バイクの方が好きだ。そして本当だったらもう一度、「足」としてバイクに乗りたい所だ。

これは僕に限らず都内のライダーのほとんどが思っている事だと思います。ここ数年都心での自転車の売り上げは絶好調。それと対照的にバイクの売り上げは低迷。この不況とちょっと前まであった燃料高騰問題からするとバイクこそ経済的でエコフレンドリーな物なはずなのに、なんでバイクの駐車違反をここまで厳しく取り締まる様になったのか?確かに場所によっては邪魔だったかも知れないけど、バイクがそれほど迷惑をかけていたとは思えない。よく「バイク死亡事故急増!」とか電動掲示板に出ているけど、あれって全然嘘なの知っています?

車、バイク、自転車を乗る俺としたら今、世の中で一番迷惑なのは逆に自転車だと思う。昨年から道交法の改善で「自転車は車道が原則」ってなりましたが、これはこれで問題だらけ。特に公道で走行している自転車は遅いし抜きにくい。246の渋滞を引き起こしていると言っても過言では無いと思う。尚かつ道路交通法をろくに知らないのにもかかわらず、かなり危ない走り方をしている通勤ライダーを良く目にする。駅前は相変わらず自転車で埋め尽くされているし、携帯で話しながら走行していたりよそ見しながら走っていたりマナーが無い自転車乗りが多い。

最近街で良く目にするのは自転車がらみの事故。それも車とでは無く、歩行者との事故。そしてこう言う事故のやっかいな所は保証問題だ。車やバイクとは違い、自転車乗りは保険に入っていない。自転車も乗り方しだいで立派な凶器になる。加害者や被害者は人生がハチャメチャになるケースも少なくないだろう。あまりニュースにはなっていないが、自転車がらみの人身事故は毎年凄い勢いで増加している(10年前の2割増)。この調子だと自転車にも免許や保険が必要になる時代が近づいているかも知れない。

俺は別にチャリンコが嫌いな訳では無い。大好きな乗り物だし、これからも乗り続けると思う。ただバイクばかりを悪物にする世の中の風潮にちょっとなっとくがいかない。