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城ニュース

「甲府城に5層大天守閣の可能性…25m級、松本城に匹敵」と今日ニュースになっていました。もちろん訪れた事はありますが、ここにその規模のお城があったとするとビッグニュースです。安土桃山時代は武田家によって築城されたが、武田氏滅亡後は主に徳川家が城主になった甲府城。そもそも武田家は「人は城、人は石垣、人は掘」で有名の様に、城をほとんど築城しなかったので有名です。「山」と言う土地の有利もあったのでしょうが、最強と言われていた騎馬隊や山本勘助のような良い軍師が居たおかげで城を建てる必要も無かったのかも知れません。もちろん今回ニュースになって居る城は江戸時代に建てられた物なので、信玄ファンの僕としては微妙ですが、この規模の城があったのにも関わらず記録が残っていなかった事に驚きます。まあ、確かに江戸末期になると近代兵器の出現でこの手の城の存続する意味がほとんど無くなってしまったり、「一国一城」の為、ほとんどの城が潰された訳だし。ちなみにご近所の松本城も明治維新後、下手したら取り壊されるくらいボロボロになっていたらしく、地元の有力者が募金を集めてどうにか存続する事が出来たらしい。当時はまだ歴史的なモノを保存すると言う意識は少なかったのだろうし、国は国でそれどころじゃあ無かったのでしょう。