1/12 レポート

今日は（短くなって）本当にラッキー。
もとのコースだったらもう４時間走ってたでしょう。もう転んだときにひざとふくらはぎをハンドルにぶつけたが痛くて…。コースはキャメルグラスもすごかったし、砂も本当にすごい。ちょっと気を抜くとフロントタイヤが落とし穴にはまっちゃう感じです。一番大変だったのは３００km地点すぎの山に向うところで、ロードブックは左に迂回する指示だったんですが、僕はカップ（方位）をキープして真っ直ぐ行こうとした。そうしたら抜けられなくなって転んだり、そこだけで１時間くらい掛かったと思います。ここを抜けられたのもラッキーで、良い経験になりました。やはりパリ・ダカはずっと気は抜けない。それに運も必要です。これで中間休息日ですが、（問題は）あさってですね。今日のことは忘れて集中してがんばります。

　　　　　　　　　　　　　　　　インタビュー・撮影／多賀まりお