ヘルメットライト | 桐島ローランド オフィシャルブログ「Believe! 信じられる未来へ」Powered by Ameba

ヘルメットライト

パリダカはもっとも過酷なレースと言われるだけあって、僕のレベルでは何日かは徹夜で走行することになるでしょう。バイクにはABSOLUTE製のHIDライトが装着されているとは言え、砂丘の夜間走行は想像を絶するほど難しいらしく、多くのライダー達のリタイアの原因です。今回のダカールもステージ8とステージ9がまさに徹夜ステージになりそうで、僕もそれなりの覚悟はしています。何せ800キロのロングステージの場合は日没までに戻る場合は最低でも80キロアベレージを保たないといけません。早く走れる場所があったとしても、僕の場合は良くても50キロアベレージで16時間の走行になります。朝の7時に出発したとしても、夜の11時にゴールと言う計算になります。日没が6時だとしたら5時間も暗闇のなかで走行する事になります。
出来る限りの準備もして、最悪の場合は砂漠でのビバークも覚悟はしています。とは言え、砂漠で寝袋無しではほとんど睡眠はとれません(かなり寒いみたいです)。なので、ベストの選択は走り続ける事になるでしょう。ちなみに夜間の砂丘でのアベレージは20キロ位に落ちてしまうみたいです。足しになるかどうか解らないですが、そんな夜間走行の為にヘルメットライトを購入しました。Trailtech社の製品で、一応HIDです。とりあえずバイクのライトが照らせられない場所の視界は上がる事は確認できたので、少しばかりは安心しています。