はじめまして | 桐島ローランド オフィシャルブログ「Believe! 信じられる未来へ」Powered by Ameba

はじめまして

ってな訳で、ダカール2007参戦します!


もう行く事は一年前には 決めていた事なんだけど今日、正式発表しました。

もしかしたらダカールラリーをご存じない人も居るかも知れませんので

簡単に説明したいと思います。  

ダカールラリーとは世界一過酷なラリーレイドで、

およそ2週間で数千キロのコースを激走するレースです。


来年で29回目を迎える歴史のある競技で

バイクの他に車とトラック部門があります。


僕が走るのは二輪部門で

来年の一月六日から二十一日まで86、96キロを激走します。


今年は昨年同様ポルトガルのリスボンからのスタートで

ゴールはいつも通りセネガルのダカールです。


なので「パリダカ」ではなく「リスダカ」なのです。

ルートは下の図面をみれば解ると思うけど、



ヨーロッパではちょっとしたスペシャルステージが在るだけで、

基本的にはアフリカ大陸が本番です。


とは言え、ヨーロッパステージも気を抜くとリタイヤする可能性もあるので

気をつけて走るつもりです。


アフリカでは最初の鬼門がモロッコで砂丘とかは無いけど、

きつい石だらけの路面がずうっと続く我慢のステージです。


西サハラはコンボイで通過するだけなのでレースはしませんが、
ここの国境は地雷だらけで一つ間違えるとおしまいなので

気をつけたいと思っています。


ちなみに何年か前、四輪車が実際踏んでしまい乗っていたドライバーが

死亡したケースもあったみたいです。


西サハラを越えると、いよいよアフリカステージの本命モーリタニアです。

ここの砂丘が一番のハイライト。


毎日が800キロのスペシャルステージでしつこいほど砂丘が続くらしいです。

モーリタニアのネマからはループコースでマリのTimbuktuへと向かいます。

Timbuktuはアフリカ貿易にはかかせない街で行ってみたい場所。

英語で「from here to Timbuktu」と言うフレーズがあるほど、

西洋人には遠くでエクゾチックな場所だったのです。


マリのループを終えると再びモーリタニア。

ただここからは砂丘も無くなり、一日の走行距離も短くなります。

セネガルに入ればゴールは目の前。最終日にはダカールの海岸が待ち受けています。


謳い文句が「世界一過酷なレース」だけあって昨年二輪車の完走率が
40パーセントでした。


正直な所僕の技術ではゴールにたどり着く可能性はかなり低いと思いますが、

自分のミッションは怪我をせず、一日でも多くダカールラリーの素晴らしさを

皆様に報告することなので 優勝は期待しないで下さいね!


応援よろしくお願いします!!