高校生のときに仲のよい友達と作曲をよくしました。
・・というとすごい!と思われるかもしれませんが出来上がったのはホント 「アホな曲」 ばかりです。
タイトルは正式なものがないので内容を示すと・・
「いかりや長介について」とか「友人がゲロ吐いたことについての曲」
「山本譲二がUFOを見たことについての曲」とか
果てしなくどうでもよい内容です。
その友達が購入したMTRという装置でテキトーにアイディアを重ねていった「二度と再現不能な曲」であったり
サビの歌メロのあとかなり不自然に2番に突入するというトホホな特性を持った曲、
そして演歌とロックの絶妙な融合ともいうべき曲等・・・
いずれも今振り返るとなかなか面白い作品かもしれません。
私がヘンテコなリフとテーマを考えると、友達は大笑いしながらそれをうまくつなげて一応曲にしてくれます。
狙ったかのような完成度の低い楽曲が逆に笑いと感動を誘う・・・実は素晴らしい作曲チームだったのかもしれません。
それから数年経過して、再会し 同じように作曲に興じたときがありましたが、そこでは結局「名曲」は生まれませんでした。
こんなちっぽけな人との出会いにも「旬」というようなものがあるなんてある意味ショックでした。
「アホな曲」のいくつかは彼がバンドでライブ演奏したこともあるようです。録音テープもどこかにあるはず・・探して聴いてみようと思います。
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