アドラー心理学では、人間には、
自分が正しいと信じたことを言う責任がある。
と言っています。

しかしながら、普通の人々は、他者から嫌われることを恐れて、
自分が正しいと信じていることを言わずに隠しておき、
自分を押し殺して、仮面の人生を生きているのです。

でも、これでは、自分の深層意識に解消されないエネルギーが
たくさん溜まってきて、やがて、心の病になってしまいます。

そうではなくて、他者から嫌われてもいいから、
自分が正しいと感じたら、言葉にしてはっきりという必要があるのです。

もちろん、むやみやたらに、どんな相手にも口論をふっかけて、
喧嘩しろと言っているのではありません。

自分が正しいと感じたことは、素直に口に出すべきであると言っているのです。

自分の感覚をしっかりと言葉に表すことで、
この世界に、新たな価値観がもたらされて、世界の発展に役立っていくということです。

もし、自分が正しいと感じたことを言わないのであれば、
他者との摩擦はありませんから、楽に思えるかもしれません。

しかしながら、自分を偽って生きていくことになりますから、
いつもストレスやくすぶった気持ちを抱えて生きていくことになり、
非常に苦しくて、不満で一杯の人生となってしまいます。

他者から嫌われてもいいのです。
それでも、自分が正しいと感じたことをしっかりと表明する生き方をしていれば、
次第に、周囲の人たちも、「この人物は、本物だ」と感じ始めます。

そして、次第に、尊敬の念が沸いたり、
「こんなにはっきりと本音を言ってもいいんだ!」とか、
「こんな生き方もあるんだ!」とか、
「正しいと思ったことは言ってもいいんだ!」などと、
賛同者がどんどん増えてくるのです。

こうなれば、あなたは、周囲に心理的な革命を起こしたことになり、
この社会に大きな貢献をすることができるということです。

以上のことから、自分が正しいと感じたことを言う責任をしっかりと認識し、
その責任を取って、はっきりと自己主張を行うようにしていきましょう。