カラダって、何でできているのでしょうね。
アメリカに滞在していたドイツ人の方から、遠隔でセッションを受けたいけどできますか、と頼まれました。
いいですよ、と返事しました。
人のカラダとカラダは、距離を超えて繋がることができます。
意識と知覚を遣って。
双方のコミュニケーションが合って、通じ合っていたらできます。
一方通行ではできません。少なくとも、許可が要ります。
相手に感覚を合わせ、相手を聞き、カラダがビジョンとして出てくるまで待ちます。手が動き出します。
自分が動かすのではなく、動いてくる。
動かされるまで、待つ。
手には触れている感覚があるので、触れながら何をやっているかが分かります。
それを説明して、相手からも、何を感覚しているのかを聞いて進めていきます。
私が感じ、相手がそれを感じる。繊細な人ほど、やっていることを、やっていることとして感じ、受けることができます。肉体の変化として。
どんな施術でも、やるにしても、受けるにしても、感覚が知覚できるところまで育っていないと、感じることはできません。
感覚できないところは、変化を自分のものとして保つことができないのです。
例えば、ロルフィングを受けても、変化を感じられない人は、変化を自分のものとして保つことはむつかしいです。だから、感覚を育てるしかない。自意識を育てるしかないのです。自覚して、感覚できるまで。
感覚には深さがあります。それを私も自分のカラダで感じています。緩んでもまた、こわばってくるので。
まだまだやなあ、届いてないなあ。知覚はできるのですが、機能として遣いこなすまでは上手くなっていないということです。まだ硬いなあと、日々感覚を育てながら実感しています。
ですから、遠隔施術は、カラダの感覚を知覚できる人向けです。もしくは、受け入れられる人向け、です。私も半信半疑でしたからね(笑
依頼していただいたドイツ人の年配の方は、感覚が繊細でいらっしゃいました。
まず、どんなことをするか、を受けていただきました。肉体のカラダには触れずに触れて、カラダに施術して、前後でゆるんだ変化をご自身で感じていただいて、こういうやり方でしたらできますよ、と提案させていただきました。
そうしたら是非やってみたい。楽しみにしています。とおっしゃって、ドイツに帰られました。
たくさんエネルギーワークはありますが、エネルギーワークって、フィジカルな変化が伴わないとおかしいな、って個人的には思います。
一番密度の濃い、肉体が動いてこないとね。そうでないと、やってるつもりになってしまう。
私たちは、カラダを通して、自分という存在を表現しているので。日常を生きているので。カラダが変化してこないと、意味がない。
遠隔施術は、今まではやりませんでした。
カラダへの施術と同じようにできるまでは、やらないと決めていました。カラダがないので同じとはいきませんが、同じように知覚して感覚できるようになったな、と思い解禁しました。
最初に遠隔の施術を試してから、およそ11年かかりました。あいまいにやってるかどうかわからない状態が、具体的にやっていることと、変化を感覚できるようになるまでの期間です。感覚を育てるのは、とにかく根気がいります。時間がかかります。
それに、人の命がかかっているときには、どんな方法でも自分のできることをできる範囲でする。これしかないですからね。
こうして遠隔セッションも、受け付けることにしました。スカイプを使ったオリジナルなセッションです。その時に必要なことは、会話で、施術で、自然な流れで進みながら起こります。メニューが、がらっと変わります。
