手術から2週間ほど経ちました。この間、カラダについて、たくさんの気づきがありました。


まず誓ったのは、もう手術は受けないぞ、ということ。


手術がカラダに与えるインパクトは、思っていた以上に大きなものでした。


痛み。


痛みは部分麻酔をしていたので、その時には感じていませんでしたが、後々、右側の顎や後頭部などに痛みがありました。そして、頭蓋骨が閉じてしまう、という現象が起こりました。


頭蓋が閉じると、全身に影響がでます。頭が重だるくなって、感覚がクリアでなくなります。顎やこめかみ、後頭部や首にコリや疲れが残りました。久しぶりに数回偏頭痛も復活しました。



悲しみ。



カラダはカラダの意識と声を持っています。それは私が考える、カラダの意識や声と異なります。カラダは、自分が思っていた以上に、感情を持っていました。


恐怖。


やっぱり、カラダを切られるというのは、緊張が走ります。私は感覚がマヒしていましたが、私のカラダは、それを感じていたのでした。


麻酔を打っていても、カラダには関係ありません。カラダの細胞達は実際には切られているのですから。


神経そのもの、筋肉、膜にも神経が通っています。それらを最小限と言えど、実際にメスで切られているわけです。


カラダの細胞の身になったら、自分が切られるのは、「死」を意味しますよね。切られていない細胞達の身になれば、同僚の死ですね。それを横で見て、感じていたわけです。


それら悲しみや恐怖などの感情は、ハートを閉ざしてしまいました。


頭蓋が固まって、頭蓋が呼吸しにくくなると、背骨への影響がでます。背骨がしなりにくくなります。



胸が開かなくて、これもどうしようもなかった。


頭蓋や背骨に柔軟さがなくなると、行動パターンも変わりました。


食欲が以上に上がり、満腹になるまで食べずには気が済まない、という現象が起こりました。とくに、炭水化物やスイーツなど、カラダを重くする食べ物が非常においしく感じて、ついつい食べ過ぎてしまいました。実際にとってもおいしいですけど、食べ過ぎはいけません(笑


加えて、眠りが浅くなりました。いつもぐっすり眠れていたのが、眠りが浅くて早朝に目覚めていました。そして、枕が固すぎるように感じたり、布団のマットレスがいつもは快適なのに、やわらかすぎるように感じたりと、圧を感じるカラダの感覚も変わっていました。


疲れが溜まりやすくなっていましたから、日々の施術ではベストな状態でいられるように、セッションの合間にはいつもよりも余分に休み、感覚を鍛えるのを控えました。


この2週間で施術を3回受けました。有り難いことに、施術がカラダにあったそれらのショックや滞りを、カラダの外に出してくれました。自分の鏡になってくれる方たちに感謝です。その間、こういうことに気づかされたのでした。


やっと元通りの感覚に戻りました。カラダは自分が思っていた以上に繊細でした。


手術は極力受けない方がいいな、と思いました。


たとえ受けないといけない場合も、必ずその後にカラダのケアをしてあげないといけない、と強く思いました。


そして、今度は私が手術を受けた人のための術後のケアをしてあげられるよう、術後のケアを今後のメニューに入れることを思ったのでした。


日帰りの小さな手術でしたが、実際に手術を受けた事によって、手術を受けた経験のある人の気持ちが少し理解できました。でも、この経験は一生に一回で良いです(苦笑


周りと調和がとれていない細胞が集まってできた腫瘍は、たとえそれが良性の腫瘍でも、手技でなんとかなるという直感がありました。


今後は、そちらの理解と技術を磨いていこうと思ったのでした。