経済では、市場にお金が動き、流れ続けることが景気が良くなる上での前提なのだけれど、カラダもそれに似ている。


カラダの血管と血液の関係が、経済では市場とお金の関係だ。


経済ではお金が市場を流れ続けないと不景気になるように、カラダでは血液が滞りなく循環しないと不調をきたす。


どちらも、循環し続けることが健康なのだ。


市場もそうだけれど、個人的にも循環していることが大事。


カラダは、唯一無二の資産だ。


カラダを酷使して、病気になればお金がかかる。また、お金を稼げなくなる。そうすれば、たちまち生活が立ち行かなくなるだろう。お金の流れがストップしてしまう。


そんなときのために保険に入ったりしているのだろうけど、そもそもカラダが健康であれば、そういうものは最低限で良いはずだ。


それよりも、カラダは普段からどのように保てば病気にならないかを知る方が、長期的に健康を保つ上では大切になってくる。


水と酸素と栄養分が、細胞の一つ一つに届く必要がある。


一つ一つの細胞で、活動の元になる熱エネルギーが生成されるのだということを、ともすれば私達は忘れがちになる。


老いの指針の一つは、血管の弾力がなくなってきて、血液を送り出す力が弱まることである。もしくは、血管の中が詰まってしまうこと。


老いて高血圧になったり、脳梗塞、心筋梗塞など、血管が詰まってしまうことは、カラダの血管が老いている、と見ることができる。


癌などの病も、臓器の細胞一つ一つがストレスにさらされて、細胞に弾力がなくなり、血液が十分に届かない状況が何十年も続いたのち、細胞が変化をきたすと私は考えている。


だから、血管を若く保ち、血液が滞らないためには、食事や睡眠など、生活のリズムを整えることが必要不可欠となる。血液を体中に循環させる
適度な運動もあった方が良い。


また、カラダの中にストレスを溜めないことが大切だ。


細胞が生きるためには、言うまでもなく酸素が必要だが、酸素を多くカラダに取り込むためには、肺が膨らむのを骨格が邪魔しないようにしたい。


だから、骨格の過度の歪みは、生命エネルギーを縮めることに繋がる。


そうならないためには、コリや慢性痛を作らない、カラダの姿勢や動きを知り、遣えるようになることが大切なのだ。


心理的にもうつ(鬱)向いていたりすると、肺や内臓は圧迫される。血液の循環が弱まる。


柔軟さは、血液を滞らせず、酸素や水や栄養分の供給を妨げない。


カラダにも、気持ち良く血液を送り出すことのできる在り方や、リズムがあるので、それを妨げない気づきが生活全般であると良い。


お金の性質を知ることが簡単ではないように、カラダの健康にも何が正解なのかを知ることは、容易いなことではないことを提案しておこう。


どちらも、知識だけでは上手くいかない。お金の性質を皆が知っていれば、みんなお金持ちになるはずだが、そうはなっていない。


カラダが健康でいられる人ばかりかというと、そうはなっていない。どちらも、追求して感得した人のみが、自分の願望を叶えられるようになっているのだと思う。


だから、学び、探求するのだ。


カラダの地図があるとしたら、塗り絵をぬっていくように、カラダに意識のある箇所を増やしていく。


カラダは、自分の感覚に気づいていられることが大切だ。感覚に対し、自覚があること。


カラダの感覚に自覚があると、感覚と脳は直結しているので、脳が積極的に活性化される。脳の可能性を開いていくとも言える。それはまた、自分の可能性を開くとも言える。


どんな姿勢や動きをしていても、そこに自覚があることが大切なのだ。ストレッチをするときも同じ。


カラダには、肉体的な反応も、心の反応も反映されるので、カラダの感覚に自覚が出てくると、カラダだけでなく、心の遣い方や扱い方も徐々に上手になっていく。


要するに楽に生きられるということ。自分と付き合って行くことも、他者と付き合って行くことも上手くなる。


自分と他者とストレスのある環境の中で関係を保ちながら、バランスを見つけていける。そうして、生きることが上手くなっていくのだ。


変化しないものはなく、刻々と時は流れる。経済も、人も、流れる。


流れ続けること。血液も、お金も、滞りなく流れ続けるシステムを見つけ、定着させること。それが、バランスを取りながら、上手く生きていくコツの一つだ。