施術でカラダを触れたときに、脳と神経の関係を診ていくと、分かることがあります。


それは、私達は、アクセルだけを踏んでいるつもりでも、ブレーキを同時にかけている、ということです。


何かをする時、


やらなくてはいけない、やるべきと思うときには、「やる」、というアクセルと同時に、「やらない」というブレーキをいくらか踏んでいます。


無理矢理とか、使命や責任を自分に課すときに、自分の意志と反する気持ちが含まれるからです。


そういうときには、神経系に「やる」という信号と、「やらない」という信号をいくらか、同時に送っています。


このアクセルとブレーキを同時に踏むと、摩擦が起こり、相対するエネルギーがぶつかり合い、神経が摩耗します。疲れるのです。


ただやる、ときにはブレーキを踏まずにアクセルを踏んでいます。


癒しも、治ると心底思っている人と、本当に治るのかな、と疑いを持ち続けている人では、反応の仕方が違います。


治るためなら、何でも協力するわ、と思っている人ほど、反応が良いのです。


一方で本当にこれで良くなるのかな、と疑いを持っている人は、その疑いがブレーキとなり、本当に治らない状態を作ります。


これだけ良くなった、と感じる人と、これだけしか良くならなかったと感じる人の受け止め方でも差が生じます。


この感じ方、考え方の差が、神経系と脳に影響を及ぼし、反応の違いを作り出しています。


私達は心で何をどう感じるか、を選択していて、それが脳と神経を通じて、カラダに出ている、ということです。


日常生活でもそう。


やらなくてはならない、と、いやいやブレーキを踏みながら、アクセルを踏むと、力がぶつかりながらすることになるので、とても大きなエネルギーを消耗します。


ただやる、と、アクセルだけを踏むことになり、無駄なエネルギーを消耗しません。


やりたくてたまらないのでやる、になったら、すればするほど余計元気になるかも知れませんね。


このように、同じ事をするにしても、エネルギーの消費が何倍、何十倍にも変わるのです。


日常生活を振り返ってみてください。やるべき、やらなければならない、とやっていることが、やりたいからやる、よりも多いのではないでしょうか。


自分がいかに、「やる」というアクセルを踏みながら、「やらない」というブレーキも同時に踏んでいるかが
分かるでしょう。



カラダの反応はウソをつきません。カラダに触れると、それが神経と脳を通じて伝わってくるのです。


ここで一つアクセルだけを踏むコツがあります。


それは、
感謝の心を持ってすることです。


感謝の気持ちは、ブレーキを踏ませません。エネルギーの使い方がとても効率的です。


神経も、脳も、摩耗が減り、カラダも心も若さと元気を保てます。


この感謝の気持ちを育てていけば、気持ち良く物事を進められるようになっていきます。


そうなれるように、日々、
小さなことに感謝の気持ちを置いて生きましょう。