カラダは、記憶と共にあります。


今、クラスでは3回の交換セッションをしていますが、その2回目で施術を受けて体が縮んでしまいました。


それまでがとても調子が良かったので、どうしたものかと思っています。


しかし、これもクライアント側になって、もう一度感じる良い機会です。


私たちロルファーは、一人一人カラダへの理解が異なります。アドバンスのトレーニングであっても、それは同じ。


筋膜を通して、私はカラダと心を聞いたり、カラダと心に話しかけたりしますが、このコミュニケーションがないと、施術は成り立ちません。


しかし、人によっては、筋膜を物理的な「膜」としてだけで捉えると、ロルフィングは縮んだ筋膜を伸ばすことだ、という理解になりえます。


そういう一方的なコミュニケーションの手は、効果がないどころか、マイナスとなってしまいます。それを改めて、受け手として、自分のカラダを通して感じています。


私のパートナーは身長が180CMを超えるほど大きな体をしていて、そこから肋骨に体重をかけられて筋膜をぐい~~っとのばされたので、肋骨がびっくりしてしまいました。


それに、相手の感情も一緒に入ってきたような感じがありました。何か、かたくななものを感じました。


私が
右側から落っこちて、
過去に傷をうけた方の肋骨、またそれを取り囲んでいる筋膜が防御反応を起こして、縮んでしまったみたいです。


一夜明けると、肩や鎖骨、そして首に少しの痛みと違和感が出てきました。


筋膜は脳と直接つながるコミュニケーションのネットワークです。筋膜を通して、まず聞くためには施術者が耳を傾けなければなりません。


私のパートナーにとっては、カラダを聞くことを覚える良い機会です。彼の悩みこむ顔が思い浮かびますが(笑 


大きな体格をしていますが、繊細な方なので自信をなくさないように、気づかせてあげたいと思っています。


彼の手や目から、子供の頃のジレンマが伝わってきます。大きな体格をしているので、それに見合う行動を期待されたのだと思いますが、彼の心はもっともっと繊細だったのだと思います。


だから、ある意味期待に答えられない自分がいて、その自分にがっかりして落ち込んだり、期待に対する怒りであったり、悲しみであったり。


彼は施術者として、どこかでその壁を越えたいと思っているのでしょう。


ロルフィングへの理解の異なる生徒から受けるのは、トレーニング前半同様しんどいのですが、受け手の立場へ戻る良い機会です。


帰るときまでには、さらに調子の良い状態を取り戻したいと思っていますが、さてさて、どうなることやら。


じっくりと今のカラダを感じながら、あとはただ、プロセスにゆだねます。そして、ここからまた新しい気づきが生まれていくことでしょう。