現代忍者の術が存在します。


その名も、「
忍躰心操術」と呼びます。


ロルフィング協会主催の総会ワークショップに一度お越しいただいたことがきっかけで、
先日参加したロルファー向けのワークショップをしていただくことができたのでした。以下、指導していただいた先生を忍者先生と呼びます。


個人的には3回目のワークショップでした。


最初、ワークショップに参加する前は、「忍者?なんかちょっとうさんくさい。。」なんて一瞬でも偏見を持ってしまった自分が恥ずかしい。


ここの先生は、合気を自在に操ります。


カラダの構造も、動きもやばいです。一般常識を逸しています。


カラダが猫のように柔らかく、背骨がくねくねと縦に波打つように動きます。前のワークショップでは首が横に波打っていました。どうやったら、脊柱や頸椎の一つ一つを区別して動かせるまでになれるのだろう、と思いました。


ロルフィングでも、一つ一つの背骨が自由に動いてくるのが理想なのですが、速い動作の中で体現している人を間近でみたのは初めてでした。


静と動があるとすれば、ロルフィングは、「静」。微細な動きをカラダの中でイメージとともにつないでいきます。イメージと感覚が結びつくことで、微細な動作を起こします。しかし、実際の速い動作、「動」の中でこの動きを体現するのは、相当むつかしいことです。


今回のワークショップでは、忍者先生にかわいがっていただきました。何度も投げられました(苦笑 忍者先生の手首を持ったら最後、その次の瞬間、私は上を向いていました。 一瞬で、ポーンッとカラダが勢いよく吹っ飛ぶ!のです。何が起こったのか全く把握できなかったです。


合気を実際体験してみると、自分の力が自分に戻ってきて、自分が吹っ飛ぶのですね。力がてこの原理のように、関節から全身に伝わっている感じがしました。

合気の原理


私が忍者先生の手首を持っているとします。
力点は、忍者先生の背骨。ここから一瞬で手に動作を伝えているのだと想像します。

そして、支点は私の手首の関節。先生の少しの動作で、手首の関節を決められて、力のベクトルが一方向に向くようにさせられます。そして、作用点は、私のカラダ全身です。小さな支点(キメられた手首の関節)から大きな力がカラダ全身に伝わり、カラダが一瞬のうちに吹っ飛んだのでした。


また、痛いツボを押されて、さらに関節をキメられて投げられました。身動きが全くとれませんでした。逃れようとすればするほど、痛かったです。痛くて逃れようとしたら、「逃げない」って言われてしまいました(笑


でも投げられることで、勉強になりました。投げられるのは、投げられ続けて受け身がうまくなってくると、痛くないものです。といいつつ、肘が擦り剥けたり、アザだらけになっていましたが。。 何も抵抗できなさすぎて、最後の方は諦めて、投げられるのが楽しくなってしまいました。


いやあ、どうやったらあのようなカラダを体現できるのか、未だ想像しにくいですが、カラダの持つ可能性というものはすばらしい。忍者先生は、天性でそれを持っていて、しかも、まだまだいけてないと、開発し続けていらっしゃいます。


カラダの可能性を見て、受けて体験したことで、自分の可能性もまた、広がりました。


忍者先生の投げを防ぐには、どういうカラダの構造と動作を身につければいいのだろう、なんて思ってしまいます。それをモチベーションに身体開発をやってみよう!、なんてのは冗談で(笑、まだまだ自分のカラダの可能性を見てみたいと思うのです。


楽しみながら、学んだことを日々生かしていきたいと思います。そして、次回のワークショップも今から楽しみです。