ロルフィングを受けると、内在筋の感覚が感じられるようになるまでに、時間がかかることがあります。


その間、脳と身体が困惑することがあります。


受けた方は
「内在筋の感覚が分からない」と思うからです。分からない内は、いくら説明しても何をやっているのか実感できません。


しかし、内在筋の感覚はそこにあります。ロルフィングは、この内在筋の感覚を、身体で理解するレッスンの側面があります。


内在筋の感覚は、内臓空間が開いてきて、はじめて感じられる感覚だと私は思います。ロルフィングのセッションでは、7セッションを超えてからになります。


手の柔らかさから背骨に動作を伝える感覚や、足から骨盤を経て動作を背骨に伝える感覚が統合できたら、実感できるようになってくると思います。


この内在筋の感覚を全身で感じることができるようになったら、動作が身体の中を滞りなく伝わります。


アイダ・ロルフ博士が言うところの
重力が自由に身体を流れれば、身体は自ずと癒される。」状態です。そうすると、身体の不調の原因を作らなくなります。


もしも、この感覚が分からなくても安心して下さい。私自身、実は内在筋の感覚を理解するまではかなりの時間を要しました。


あるインストラクターからロルフィングを受けたのですが、ロルフィングを始めて受けたときには、この感覚がほんの一部しか理解できませんでした。


教えてくれたことが、外見や姿形しか入ってこなかった時期がありました。それは、自分が内在筋の感覚を十分に発達させることができていなかったからでしょう。


しかし、これはロルフィングを学ぶすべての生徒にも言えることです。ましてや、始めてロルフィングを受ける方々には、さらに分かりづらい感覚であって当然なのです。


「何も感じられないけれど、私は特別鈍感なのかな?」


そう思わなくても大丈夫です。私は自分が苦手だった分、内在筋の感覚がわからない方の気持ちが良く分かります。


とにかく、感覚で理解するには時間がかかる場合もあるということ。そして、自分のプロセスを信じてとにかく根気よくやってみること。すると、ある時に「あ、この感覚かも。」と思えるような瞬間がやってきます。


ロルフィングを受けて下さっているクライアントの方達には、感覚で感じてもらうだけでなく、言葉でも理解もらうことが大切だと実感しています。


そして、クライアント御自身で内在筋の動作ができるよう、ベストを尽くして伝えていくのがロルファーの役割だと思います。



それではなぜ、内在筋の感覚が大切なのか。実はこの
内在筋の感覚が、健康を保つ上でのシークレットとなっているからなのです。  

次回へ続く