背骨の曲がっているご年配の方がいらっしゃいます。歩いていても、前を向くことができないので、どうしても下方に視線がいきます。横になっているとき以外は、体は楽な姿勢で居ることは簡単ではないでしょう。

背骨が曲がると、肺が圧迫され、呼吸が浅くなります。お腹の内臓もまた圧迫されます。

年齢を重ねると、曲がっている背骨を、真っ直ぐに改善することはできません。しかし、何歳になっても、背骨の中の柔軟性を今よりも回復させることはできます。

ロルフィングで、全身を包む膜を伸ばしていくと、関節の間に空間ができます。ですから、少しは背骨や腰の曲がりからの負担が減っていきます。

呼吸のしやすさや、内臓を柔軟に保つためにも、背骨の曲がりを矯正することよりも、曲がっている状態でも、できるだけ柔軟に保っておくことが大切となってきます。

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