気付いたら2月です。寒いですねー❄️
(とか言いつつ、本日の東京は暖かかった)
私は月末から開催されている、アナトミートレインのStructure & Function 、そしてStructural Essentialsというコースのアシスタントに来ています。
今日のStructural Essentialsのクラスは3年半前のコース受講生さんが、2年前にオンラインで講義部分を開催した「足アーチ&脚」の実技編。
講義はオンラインでも、やっぱり資格を発行できるようなレベルに引き上げるために実技は対面で開催したい、というのが、アナトミートレインの著者でもあるトムの言葉。
実技のアシスタントをする中で、施術時の痛みについて質問をいただくことも多いんですが、
痛みは緊張を生み出すため、ロルフィング®︎では基本的に、受け手側が受け入れられない痛みは避けていきます。
(注: アナトミートレインのコースを全て終了してもロルフィングができる、と言えるわけではないのですが、トムはロルファーであり、トムが開発したAnatomy Trains Structural Integrationは、ロルフィングと同じジャンルの仲間です。手技テクニックや考え方やアプローチはとても似ています)
世の中には、痛い方が効く!という考え方もあったり、筋膜が流行り始めた昨今では、もんのすごく痛い筋膜ワークもあるようです。
そして、ロルフィングも、創始者のアイダ・ロルフさんが始めた頃は、かなり痛みを伴うスタイルで、本拠地のアメリカでは、「ロルフィングは痛い」というイメージが20世紀は根強かったです。
ただ、いろいろな臨床や研究もすすみ、あまりに強い痛みは緊張を生み出してしまうことから、ロルフィングでは無理強いするような痛みは避けていくようになりました。
ロルフィングのテーマは、無理してでも局所を100%改善したい、ということではなく、全身の機能として見た時に機能が高まり、さらには活力につながるようにもっていくところにあります。
“問題を解消するのではなく、バイタリティを持ち上げていく”
今回のクラスの中でトムが話していた言葉です。
念のために補足しておくと、決して問題をないがしろにしているわけではありません。バイタリティーを持ち上げる方向にアプローチすることで問題が解消されることも多々あります。
痛みって、とても不思議なもので、人によって感じ方は様々で、とても主観的。
だからこそ、ロルファーとクライアントの信頼関係はとても大きく影響します。
信頼している人からのアプローチと、そうでない人からのアプローチ。
痛みの感じ方も大きく異なってきます。
(歯を食いしばるような痛みと、おおお効く〜という痛みでは、全身の緊張具合は全然違います)
トムのクラスでアシストする中でも、そのニュアンスが伝わるといいなぁ、と思いながらアシスタントしている感じです。
安心感の中だからこそ得られる変化。
やっぱりロルフィングにそこは欠かせません😌
*施術する時に欠かせない腕の使い方につながるYouTube、下に載せておきます👍
*2019年以前のアナトミートレインのコースアシスタント時の記事などこちらから
*運動指導者の伝えるスキルを深め、今もっているものをより効果的に!*
ホリスティック・システム
指導で使う言葉やイメージが変わり、結果が変わると大好評!ダンサーとしてのバックグラウンドを基に言葉の利用の仕方に着目しながら、ロルフィングの動きへのアプローチ方法を運動指導者が実践していきやすい形でシェアしていきます!
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