いつもありがとうございます★アドバンスロルファーのユキです☆


この前参加してきた国際筋膜学会

その中でロルファーであり今は解剖を主としているGil Hedleyのプレゼンがありました。
その一部がYouTubeで紹介されています。
こちら↓



彼のプレゼンをiPhoneで撮ったものがアップされているので英語が苦手な人には難しいですが、興味有る方は是非見てみてください顔


彼は、筋膜のふわふわした部分(私はしゅわしゅわと呼んでいます)を
Fuzz(ファズ)と呼んでいます。

毛羽立っているとか、ふわふわしているとか、
そんなような意味ですが、
イメージとしては
玄関の隅っこにできたりする、ふわふわしている蜘蛛の巣のような感じです。


解剖をするとよくわかりますが、
からだの中には、このシュワシュワがたくさんあります。


シュワシュワの映像が見たい方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね♪
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-11208122896.html
(ここで紹介しているyou tubeも英語ですが、実際の映像も出てきます)



彼曰く、

このシュワシュワ(fuzz)

★浅層筋膜(浅い部分にある筋膜)と深層筋膜(深い部分にある筋膜)の間
★深層筋膜と筋筋膜(筋肉を包んでいる筋膜)の間

…に見られると言っています。


シュワシュワがある状態だと
筋膜の層同士が滑って動きます。

(私は解剖でこのシュワシュワを見た時に、人のからだの大半が水分である意味がなんだかわかった気がしました)


シャツの上にセーターを着ていたとして
セーターを脱ぐ時に
ひっかかりも静電気もなく
するっと脱げるような感じです。


そして動きが少なかったりすると
このシュワシュワが硬くなってきて、
筋膜の層の間がくっついてくる
わけです。


上の例で例えてみると

セーターが少しきつくて
セーターだけを脱ぎたいのに
下のシャツまでくっついてきちゃったりガーン!!
静電気パチパチしたり
そうなってしまう感じ。


実際に、今回のプレゼンの中で彼が紹介した映像の中には、

同じ肩甲骨と肋骨の間でも
片側はシュワシュワがいっぱい
反対側はシュワシュワが硬くなって白い強い線維のようになって
くっついてしまっている
ものがありました。




以前紹介した彼の映像で彼は

朝起きて“うーーーーーーん!”と背伸びをする時、
寝ている間に硬くなってしまったシュワシュワを溶かしているんだ(melt fuzz)


…と話しています。


動くことで、シュワシュワを取り戻して
より膜の層が滑りやすい体を復活させていくんですね★

ちょっとイメージしやすい?


硬くなったシュワシュワを動かして溶かしながら
からだの可動域(動ける範囲)を堪能しよう!


…というのが、彼からのメッセージです。


まだまだ筋膜の研究は始まったばかり。
科学的に立証されていることではありませんが
解剖を続けながら真摯にからだと向き合っている彼の言うことは
少なくとも目の前で起こっていることでもあり、
感覚的にとてもわかるし
イメージもしやすいように思います。



今月目黒で開催する『筋膜見よう会』では
彼の映像なんかも見ながら説明していけたらいいな、と思います♡
筋膜見よう会についてはこちら






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