かためることで守る身体

寒い日が続きます。

からだ、かたくなっていませんか？


寒い時は、どうしても身体を固めがち。
そして、痛みがある時などにも身体を固めがち。


そんな時、もちろん筋膜も硬くなっているし、
その期間が長く続けば
その筋膜に硬さが癖づいていきます。


最初は、寒いから～とか、痛みをこらえるため、とか
理由があって固めていたのに
それが続き、習慣になることで
温かくなっても、
痛みがなくなっても（なくなっているように感じているだけのことも多いけど）、
癖づいてしまった筋膜の硬さゆえに
新たな痛みや症状が出てくることが日常茶飯事です。



ロルフィングで筋膜のバランスがとれてくるにあたり
筋膜がゆるまってくると

今まで痛くなかったところに痛みを感じ始めたりしますが

それは、上記のように
筋膜が緩んできて、
解放されてきたことがきっかけであったりもします。



ロルフィングに限らず、
ゆるまった故に痛みを感じたりしたことを
経験したことある人はいるのではないかしら？？


先日紹介した、子供の頃から続く何十年にも渡る頭痛が
初めて長期的に感じなくなった、というロルフィングのクライアント。
（詳しくは→『子供時代からの頭痛との別れ』）

彼女が


「頭痛がなくなったら、他のところを固めたり緊張させていて、こっていることに気付きました！」


…と仰っていました。



ひょーっとしたら、
他のところを固めていた故の頭痛だったのかもしれないし
頭痛をこらえる為に他の部分を固めていたのかもしれないし
その両方なのかもしれないけれど


頭痛がなくなるだけではなく、
他の部分の緊張に気付けて
その緊張を緩めていくこともできることが

きっと彼女の頭痛が無い状態を継続するためには
必要不可欠です。



からだはとても賢いので
私たちが生き延びていくために
様々なことをしてくれます。


からだをかためるのもその1つ。

固めることが悪いことではないので、
（からだはよかれと思ってやっています）


まずは習慣にしないようにすること。


そして、その為には気付くこと。


大切ですね☆







ちなみに、
悲しい時にも
怒る時にも身体を固めがち。

ここにも身体と心のつながり。
また今度書きます