先日紹介した骨盤底の記事『おしりガチガチと骨盤底』←クリック★
にいただいたnyaoさんからのコメント。


「骨盤底の後ろ側が、ガチガチになって、うまく力配分ができないとき、解決する方法はありますか?
鎌倉も名古屋も遠すぎて、行けないので、教えてくださいm(__)m」



…ということで、
骨盤底の後ろ側がガチガチな時に
どうするか
について今日は紹介☆

そもそも、ガチガチではなぜいけないの??…という方はこちらをどうぞ♪
『ターンアウトの鍵~おしりカチカチが駄目な理由~』←クリック★


ちょうど昨日、名古屋のロルフィングスタジオ380での
毎月恒例セルフケアのワークショップで
骨盤底を取り上げていました。
(鎌倉スガタでは、来月25日にやりますよん♪)


骨盤底は
緊張してのガチガチも嫌だし
緩み過ぎても困ります。



うまく跳ねられるトランポリンのように
(トランポリンって懐かしい!)
張りすぎず、ゆる過ぎず、
適度な張りが大切。



そしてトランポリンと違うのは
骨盤底は、意識してそれを感じられることも大切ってこと。


さて、ガチガチになっている時にどうするか。
ガチガチになっているということは
多くの場合、狭くなっているということです。


骨盤の後ろ側がガチガチになりやすいタイプは…

★骨盤が後傾しがち
★腰をまるめがち
★座っている時に腰椎がまっすぐor後ろに丸くなっている
★足先や膝が歩いている時に正面より外を向いている(いわゆるがに股?)
★おしりに力を入れがち
★ダンスなどでターンアウトをおしりでしてしまう
★骨盤底に力を入れようとするとおしりの穴をしめてしまう

などが考えられます。


ガチガチを改善するために一番最初に大切になるのが
…というより、
日々の生活の中で改善しやすくなるポイント
なぜ緊張しているのかに気付くこと


★方法1★

多くの場合、
骨盤底が緊張する理由にはいろいろなことが考えられますが
骨盤の傾きもその1つ。
座っている時間が長い私たち現代人は
特に座っている時の姿勢で意識してみるのがおすすめ☆


骨盤底の後ろ側が緊張しがちな人
座っている時に骨盤を後ろに傾けていることが多いのです。

腰を丸めて座る感じ?
いわゆる猫背とか。


なので、座っている時に
もう少し坐骨の前の方に座ってみるようにすると
自然に骨盤底の後ろ側が開きやすく
なります。
(参考記事:『坐骨はどこを指すのか?』←まだ読んでいない方はクリック

お腹の力を抜きながら
お腹いっぱいにご飯を食べた時に
少しお腹が前にふくらむような、
恥骨の上にお腹をのせていくような感じです。


★方法2★

また、尾てい骨をぐっと前側に丸め込むような動きは
(犬が尻尾を丸めるような)
骨盤底の後ろ側をガチガチにしがち。

骨盤底の後ろ側が緊張している時は
尾てい骨が前方に引っ張られ過ぎていることが多いです。

なので、その尾てい骨を
巻き込んでしまっていた犬の尻尾を少し外に出して振るように
きもーーーーち後ろにぴろっと出すようなイメージにしてあげるのも
おすすめです☆

ポイントはあくまでもイメージで行うことです。
なんとなーくのレベルで。
意図的にやろうとし過ぎると腰を反ったりしやすいのでべーっだ!


★方法3★

方法1でも出てきましたが
お腹に力が入ってしまっている事もよくあります。
(特におへそのちょっとだけ下から上の方にかけて)

お腹の力を抜いてみる事だけでも効果がある人がいるかもしれません。
(だからと言ってまんまる背中にならないように~)

ちなみに、これは立ったままでもできますよ☆



ひとまず日常にいかせる以上3つから試してみてくださいませ。


ターンアウトをするとおしりガチガチな方、
骨盤底の意識をするとおしりに力が入ってしまう方、
そちらの方々はまた詳しく~パー