自主的意識的な伸びも大切

股関節の柔軟性を高めたい、というクライアント。

10シリーズも後半に入って

日々過ごしやすくなり
今まで感じていた痛みもなくなり
疲れにくくなって
からだが楽になった！

…と感じ始めたからゆえの
股関節への意識。


ふふふ☆こういう贅沢な悩みはいいことですね♪


股関節を動かしてもらうと
どうも、股関節自体の硬さというより
股関節周りの筋膜や筋肉に
硬くて動きを邪魔している部分がある感じ。


股関節を動かしてもらって
動かし方をチェックしてみると
硬くなっている部分を
硬くして動かしている癖を発見。


こういう時、
硬くなっている筋膜を例え解放しても
動きの癖からまた硬くなってしまいがち。

だからロルフィングでは
筋膜の解放も導きつつ
動かし方の導きもしていくのですね～。
すごいね～、ロルフィングって。


今回はロルフィング的な
動き始める前＆動き始めの意識に働きかけて

普段、硬くして動かしちゃうところを
硬くしなくても動くんだよ、ということを
身体と意識に気付いてもらい、


その後、ピラティスで使う動きを利用して
その部分を意識的に伸ばしていく動き＆ストレッチを
身体に紹介。


するとすると、
歩いた時の股関節の可動域が自然に増えていました。

今まで、歩く時に
ついつい後ろの足に体重がのってしまいがちで
意識すると前に体重がのるようになってくる感じだったのですが

意識しなくても
前に体重がのってくるように☆

ご本人も

「うわ～、自然に足の前側に乗りやすいし
　上半身が普通についてくる感じがあります～」

…と。
感覚の良い方なので、なおさら感じることは大きいようでした。


緩めるだけでなく
動き始めを活性させるだけでなく
やっぱり自主的で意識的なストレッチというか
“動く”ということも大切だわね～

…と感じさせられたセッションでした。