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女性専用整体Rolf-Concept Women's
理学療法士 星絵美です。→プロフィール
このブログでは女性特有のからだのトラブルについて書いています。このブログで少しでもからだのトラブルで悩む女性の解決につながればと思っています。
こんにちは！
ロルフコンセプトウィメンズの星です。
妊娠中、週数が進むにつれ大きくなっていくお腹の赤ちゃん。それに伴ってお母様のマイナートラブルも徐々に出現してくるのではないかと思います。
特に多く聞くのが、
「お腹が苦しい」
「胃が不快」
「息が苦しい」
今日はその原因についてお話させていただきますね
妊娠中の子宮の大きさ
妊娠期間中、週数が進むにつれお腹の中の赤ちゃんが大きくなっていきますね。
子宮の中で赤ちゃんは育っていくわけですが、その子宮の大きさは妊娠前と比べて妊娠後期では5～6倍に、重さは20倍にもなります。
子宮は収縮や伸張が出来る筋肉で出来ているのですが、子宮以上に強い収縮や伸張が出来る筋肉はないと言われています。
どんなに鍛えたボディービルダーの筋肉よりも子宮の筋肉は強いと言われています
女性ってすごいですよね
大きくなる子宮と内臓、横隔膜の関係
上に述べたように、子宮は妊娠前と比べ妊娠後期では5～6倍大きくなります。
子宮のある腹腔内には、他にも腸や膀胱や胃などあらゆる臓器があります。
子宮が大きくなると、その他の臓器は子宮に押されて、動きが悪くなります。それは妊婦さんが感じる「胃部不快感」「便秘」「膨満感」「頻尿」に繋がってきます。
また妊娠後期では子宮底がみぞおちまで達します。そこには呼吸に関わる横隔膜も存在します。妊婦さんで良く訴える「息苦しさ」は大きくなった子宮により横隔膜が十分に動かせないことが原因です。
以前もこの画像を載せたことがあると思いますが、
33～36週で、こんなに子宮が大きくなり、他の臓器が押されているのがわかります。
これを見ると、本当に妊娠って大変なことでトラブルが起きて当たり前と思えてしまいますね
対応策は何かあるの？
では「胃部不快感」や「息苦しさ」に対して何も出来ないの？と思ってしまうかもしれません。
確かに大きくなる子宮に臓器が押されてしまうことは誰でも起こります。なので普通のこととも捉えられるかもしれませんが…
でも少しでも軽減することは出来ます。
何をするかというと、
１つは、腹腔容積を広げることです。
ここの広さを出してあげることです。
私の施術では筋膜リリースにて硬くなった部分をほぐしながら垂直になるようにアプローチさせていただいています。
筋膜リリースをしなくても、姿勢を意識することで変わると思います。
そのためにはなるべく姿勢を垂直に保つことが大切です。
決して腰を反らさずに！
そして２つ目は、内臓のドレナージをすることです。
これに関して、私はガスケアプローチのFITという手法を指導させていただいています。
子宮に押されて動きが鈍くなっている内臓を動かしてあげる効果があります。
FITはなかなか難しく、本当は直接1対1で指導しなくては出来ないかもしれませんが
ガスケアプローチのDVDや
ガスケアプローチの本でも紹介されています。
ご興味のある方は読んでみてくださいね！！
以上、妊娠中の「お腹が苦しい」「胃が不快」「息が苦しい」などのトラブルの原因と、少しだけ対処法をご紹介させていただきました。
腹腔容積を広げたり、内臓のドレナージをして臓器を動かしてあげることは、お母様の体にも良いことですし、お腹の中の赤ちゃんにとっても良いことです。
少しでも「お腹の苦しさ」や「息苦しさ」を改善するきっかけになってくれればと思います
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました！！
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