ふるさと山梨にも薬物・ギャンブル・アルコール・買い物・共依存など、様々な依存症に悩む人が大勢います。
しかし、依存症を正しく理解し、具体的解決方法を知ることで、救われた人もたくさんいます。

「依存症という病」について知ってもらおうと、甲府市総合市民会館で、「第8回山梨ダルクセミナー」が開催されました。

神奈川県立精神医療センターの小林桜児副院長より「依存症の正しい理解と必要とされる支援」の基調講演がありました。

小児期逆境体験と依存症、依存症準備段階としての思春期、依存症はおぼれかかっている人にとっての浮き輪のようなもの、依存症の信頼障害仮説。困り感が全く存在しないところに行動変容も無い等々を拝聴しました。
 
失敗を繰り返しながら回復していくこと。家族を巻き込んだ問題であること。対象物ではなく、使う側・はまる側の人の問題であること。社会システム・文化の成熟度によって受け止め方に差異があること。自助グループ・仲間が大切であること等々、あらためて、自由について考える時間になりました。

リズムオブラブは、フェーズフリーな「山梨発信!健康安全郷育プログラム」を通して、「かけがえのない大切な命を自分で守る心と体づくり」を、「今日一日」を生きる仲間にお届けしています。