都留市は、昨年8月21日ふるさと山梨で初の、日本で17番目の『セーフ・コミュニティ』国際認証を取得しました。互縁あって構築に向けてずっと協働させていただきました。認証以降は、有り難いことに「セーフコミュニティ活動推進コーディネーター」として協働させていただいています。感謝しますm(__)m

 

『セーフコミュニティ』防犯対策委員会が「安全・安心ステーション」(都留市役所の近くの旧上谷交番跡地)で開催され参加しました。


『セーフコミュニティ』とは、「事故やけがは、偶然の結果ではなく原因を分析することで予防できる」という理念の下、地域全体で住民らが連携して安全・安心の向上に取り組んでいるコミュニティ(地域)・自治体の名称で、安全・安心なまちづくりの国際認証制度です。WHO(世界保健機関)が推奨し、「国際セーフ・コミュニティ認証センター」が認証する世界的な取り組みです。安全なまちの証ではなく、継続的・体系的な基盤作りを指し、安全なまちづくりのためのツール・手段・やり方です。世界で約400自治体が認識されています。日本では京都府亀岡市が最初に認証されました。

「7つの指標」を手掛かりにまちづくりを進めます。それぞれの強みを生かした「協働」の仕組みを作り、根拠に基づいて地域の力を上げることで、これからの日本の安全の準備をする方法です。「みんな・実状・地域の力」がキーワード。そして、体と心のケガに着目し、未然に防ぐことが特徴です。

タテ・ヨコ・ナカの「協働」を構築し、今まであることをつなげ、今あることを最大限に引き出し、点→線→面となる取り組みをすることです。

「3つのサイクル」
診断…多面的・包括的な課題検討と対策

対策…既存の活動・取り組みを基盤、取り組みに「横ぐし」、既存の対策に「+α」

振り返り…取り組みの成果の可視化⇒共有

持続可能な取り組みをするために…
1、今あるもの・財産を活用する
2、楽しむ・お薦めできるか
そしてゴールは、家族や友だち、大切な人の幸せのために安全安心な社会を残すことです!

ふるさと山梨でリズムオブラブ♪がこれまで積み上げて来た「山梨発信!健康安全郷育プログラム」を通しての活動や方向性は間違いではなかったと、自信や確信をいただきました。「かけがえのない大切な命を自分で守る心と体づくり」のプログラムは、都留市内の小学校・中学校・認定こども園・保育園等で活用され、啓発テレビ番組放送もされています。また、「山梨発信!電話詐欺撲滅体操」は、高齢者の居場所で活用され、啓発テレビ番組放送されています。

これからもサーベイランスを基本にしたプログラム開発に励み、健康で安全な環境づくり、ふるさと山梨づくりのために活動を拡げて行きたいと思います。人と人がつながる安心で緩やかな人間関係、縦糸だけでなく横糸・斜糸を大切にした地域の再構築を目指します(^-^)