ゴールデンウィーク!

といっても、今年は遠出はしない予定です。

今日は札幌でも桜の花が綻びつつあるということで、円山公園に向かうことにしました。
せっかくなので、円山界隈でランチをいただくことにしました。
…って、普段と変わらないだろ(笑)

円山公園駅周辺にはお蕎麦屋さんが増えてきていて、気になっていたところでして。
今回は評判の良さそうなお店に入ってみました。
「円山 十六夜」です。


この看板は、かわいい月とうさぎののれんの裏にあったりします。

店内に入ると、ゆったりと座れそうなカウンター席。
ここが多分1〜2名用で、どうやら奥の方にもう少し多い人数のお客さん向けの席もあるようでした。
ちょうどカウンターに空きができた直後だったらしく、待たずに座れました。

「そば御膳」なる超豪華そうな数量限定メニューもありましたが、今回は他のおすすめ品から「鴨め昆布せいろ」なるものを選んでみました。
がごめ昆布を使った鴨せいろということで、名前が掛詞になっているようです。

さて、まず前菜がきました。
…前菜Σ(゚Д゚)


桜えびの茶碗蒸し。
少し塩気があり、えびの出汁が効いていました。

これをいただいている間、目の前の料理人さんが色々なものを作っていらっしゃいましたが、「うお、御膳の料理だろうか…肉汁やばい…」などとほんのり思っていたり。

やがて、私の目の前に、メインのお蕎麦が運ばれてきました。


…ん?


私の鴨肉だったー!!(笑) 

鴨肉がたたきで出るとは思ってなかったわ、っていう(笑)
中心部が赤くみえますが、火はちゃんと通ってます。
表面をカリッと仕上げていて、内側と外側の食感の違いも楽しめます。

鴨肉の隣に添えられた赤いものは、お店オリジナルのレモン胡椒(この場合の「胡椒」は唐辛子のことです)だそうで。

鴨肉それ自体もしっかり旨味を感じますが味付けは控えめ、そこにレモン胡椒を加えると、かなり辛いけど、「これあった方がいいやつ…!」となります。

お蕎麦には、がごめ昆布が絡ませてあります。

がごめ昆布には、とにかく粘り成分がたくさん含まれてます。
昆布自体は細切りなんですが、粘り成分がもはや汁のようになっています。ちょっと泡立ってるのも昆布の粘り成分のせい。
とはいえ、本当の水分のように麺がのびたりするわけでもないので、不思議な感覚です。

つけつゆは塩つゆ。
焼いた葱の香り、結構主張してました。

これだけいろいろな要素が詰め込まれているなに、いざ食べてみると、お蕎麦:昆布:つゆの風味が1:1:1に思える好バランス。
しかも、麺をつかむと昆布も絶妙な量が一緒に絡んで出てくるので、食べやすくもある。

つくねはつくねで、鴨肉のたたきとは違う方向の風味の強さを持っていました。

その後、そば湯をいただいて、締めのお茶とお菓子をいただき

質・量両方に大いに満たされました。

お店を出た後、ここから円山公園へ桜を観に向かってみました。
(↓は途中にあった桜並木の道路)


まだ早咲きの桜や梅が開いている程度でしたが、ゆったり観れました。
焼肉解禁は明日なので(出店はやってたけどね)、公園内に肉の香りが充満するのは明日以降ですね。




でもって、北海道神宮に参拝してから、六花亭の茶屋で、表面を炙ったばかりのあんこ入り餅「判官さま」をいただきました。
これも何気に蕎麦粉入り…蕎麦づいてますね(笑)


行列が出来てて、オーダーまでは長かったけど、餅の焼きあがりはセルフサービスのお茶を注いでるうちに来ました(笑)。
タイミングがよくないと4、5分待たされるようなので、運良かったです♪


★円山 十六夜
住所:北海道札幌市中央区南4条西23丁目1-38
TEL:011-596-7351
営業時間:ランチ11:30〜14:00 ディナー17:00〜22:00(L.O.21:30)
定休日:水曜日

★六花亭 神宮茶屋店
住所:北海道札幌市中央区宮ケ丘474 北海道神宮
TEL:011-622-6666
営業時間:9:00〜17:00
定休日:無休