端材を使ってコースターを作ります。
コースター作りはこれまで思いつきませんでしたが、ネットで検索してみると色々な素材のコースターがありました。少し参考にさせてもらい作り始めます。
〇 アルファベットコースター
始めにアルファベット文字をイメージしたものを作ってみようと思います。
下地と文字の色の違いが大きくなるように端材を探ると、こんな感じに集まりました。
上から白い檜の細板、少し赤みがあるアガチス、そして白色の桐板。
これらを使って作ろうと考えましたが、桐板は厚さが違うので使うのを止め、幅広のアガチスを裏地にして、表のアルファベットはアガチスで作り、その他の地の部分は檜を使うということにして作業を進めます。
裏地となるアガチスのカット。縦横9㎝です。
カッターで切り込み線を入れてから
切ります。
檜も同じようにして切ってできた部材6枚。
仕上がりはこんな感じ。Hの文字となります。
ボンドで部材を貼り付けます。
一日圧着します。
圧着する時、部材がずれてしまうので注意して行いますが、結局多少のずれは出てしまいます。
良く張り付きました。
ほかのアルファベットもいくつか作り圧着しておきます。
〇 次は、夫婦茶碗ならぬ夫婦コースターを作ります。
厚さ1センチのアガチスがありましたので、それを使います。こちらは少し大きくて縦横10㎝とします。
厚みがあるので4辺を45度にカットして底が小さくなるデザインにしてみます。
45度ビットを使ってトリマーで切り落とします。
このようになります。
これは夫仕様になります。
次に妻仕様のものを作りますが、夫仕様との違いを出すために端に赤色の帯を付けようと思います。
赤帯は5ミリの溝を掘ってそこにアガチスより赤い材をはめ込んで作ろうと思いましたが、赤色の材が見当たりませんでした。仕方ないので、同じアガチスを使ってはめ込んでステインで着色することにしました。
溝を掘ります。
溝は簡単に掘れましたが、そこに埋め込むアガチスのサイズ合わせに苦労しました。
少しずつ鉋で削ってサイズを合わせていきますが、勢い少し細く削り過ぎてしまいました。
隙間に鉋の切りくずを埋めて接着していきます。
乾いた後、鉋を掛けて平らにしました。
そしてマホガニーステインで着色しますが、今度ははめ込んだ板が良く付きすぎて、ほとんど溝がありません。予定では少し溝ができて、それが丁度色の部分との境目になると考えていましたが、それができません。
テープを貼り、着色しますがやはり少し色がはみ出てしまいました。
〇 ニス仕上げ
アルファベットコースターと夫婦コースターとを合わせて全部で6枚出来上がりました。
仕上げはニスを使うことにしました。
表は4回、裏は3回重ね塗りしました。
【アルファベットは、H、O、T、A。 右端は夫婦コースター】
実はこのコースター、知人に頼まれたものなのです。
自分としてはイメージに近いものができたと思います。
気に入ってもらえると嬉しいです。
(最後までご覧いただきありがとうございました)