コロナウイルス感染が5類に移行し、世の中は何もなかったかのように動いている。
そんな中ワクチンを一回も打たずに、今まで生き延びてきたR氏が、突如38度超えの発熱に見舞われた。
高熱が出て、食欲がほとんどわかず、咳がとめどなく出る。
病院に行こうなんて全く思えない。
心配した妻が、何とか近くのクリニックに引きずり込んだ。
綿棒みないなものを、鼻に突っ込まれて、待機。
しばらくして、スマホの呼び出しがなった。
「コロナ陽性です。」
宣告され、少しだけ力を落とした。
コロナウイルス治療薬、解熱鎮痛剤、咳止め、痰を出しやすくする薬など、求めもしない薬を処方され、薬局で有無を言わず買わされた。
しかたなく、少し飲んだ。しかし、一向に改善の兆しがない。
もともと薬は飲みたくない。
ベッド上で、横になるしかない。仕事ももちろんお預け…。
ふと思い立ち、尊敬するプロの治療家に相談すると「意外な」回答が返ってきた。
「大切なことは、早く治そうとすることよりも、諸症状を完全に全うすることです。
熱も咳も、必要があって発症します。
発熱で老廃物を燃焼し、咳で肺や氣管支の掃除。
呼吸器系の鍛錬</mark>もしています。
口がまずく感じるのは、不要なものを体に入れないようにするためで、身体の防衛反応です。
そんな時は、消化にいいものや、美味しいと感じるものを少量口にするくらいが良いです。
できるだけ諸症状を全うすることをオススメします。症状は辛いですが、あらゆる症状は発酵するための材料。今後10年間の健康状態に影響します。」
この先生のコメントをいただいて、改めて目からウロコだった。
発熱も、味覚が変わるのも、必要があってのこと。
これらの一見つらい症状も、身体を本来の姿に戻すための自然の働き、と捉えればさまざまな症状を嘆き、悲しむ必要は全くなくて、むしろありがたいチャンスと捉えることができる。
却って、楽しくなったりもする。
まだ咳はたまに出るが、全く問題なし。
むしろどんどん健康に向かっていると思うと力が湧いてくる。