こんにちは。約3ヶ月ぶりの更新ですね、お久しぶりです。 


   今日は、出掛けた時の事を書いていきます。

   紹介したいものは、あるにはあるのでまた、いずれかに。


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   先日、同居人と奈良県に行ってきました。 

   この日は、“日本庭園を見に行く”・“スコーンを食べる”の2つを主な目的にして、散歩してきました。 


⇒車窓の景色



  JRの電車に乗って奈良駅に向かうんですが、その間の景色が自然に溢れていて、好きなんです。    車窓の光景が無機質な建造物から、雄大な自然へと変わっていくのを見ていると、テンションが上がります。



   JR奈良駅から奈良公園まで歩き、東向商店街を抜けて、近鉄奈良駅の行基像を右へ曲がって、興福寺の周りをぐるっと歩いて、猿沢池へと向かいました。 


   沢山、居る鹿を周りの観光客と一緒に眺めていると、鹿せんべいを買った途端、鹿に囲まれて笑っている人もいれば逃げている人もおり、他にも自転車止めの柵に座って1匹にだけ優雅に与えていたりと、色々な人が居ました。 


⇒鹿。



   10時前になった辺りで、ブランチくらいの感覚でカフェに行こうと移動していたら、同居人に「あれ、“まろのおみた”では」と言われて見てみると、売っていました。Σ(⊙ω⊙) 


   それは一体……?という方が多いかと思うんですが、京都で売っている一口サイズのみたらし餅の事でして。 


   暫く前に買って美味しかったので、また買いたいとは思っていながらも中々、行けずにいたので、嬉しかったです。 


   ちなみに、お店では京都か奈良でしか売っていなようなので、割とレアです。 


   賞味期限が次の日、と全く日持ちしない上に、個包装ではないので12個を食べきらないといけないんですが、それでも食べる価値がありますよ。 

   柔らかくて、みたらしも確り入っていて本当に美味しいです。 


   ネットで調べてみると、通販でも買えるようなので、リンクを載せておきます。

http://kaneidoshop.shop23.makeshop.jp/shopdetail/000000000221/ct9/page1/recommend/ 


 ⇒まろのおみた。



   話が逸れていきましたが、戻しましょう。 


   事前に同居人と食べたいものを出し合った結果、普段はハンバーグなどのガッツリ系が多いんですが、スコーンという、僕らの中ではイレギュラーなものに決定しました。 


   行ってきたのは、【アンヌ・マリーカフェ】という所で、英国風の落ち着いた雰囲気のお店です。 


⇒スコーンと飲み物。


(後から、お皿を自分の方に寄せた方が良かったと気付きました。笑)

   飲み物は同居人がミックスジュースで、僕はアイスコーヒーにしました。 


   数年ぶりにスコーンを食べましたが、美味しかったです。 

   サクッとしっとりしていて、重くなくて食べ易かったですね。 


   普段は新しいものを食べたり、お店を開拓してみたりをあまりしないんですが、最近はそれも楽しいな、と思い始めました。


   食べ終えてカフェを出ると、吉城園か依水園に行くか、とそこを目指して再び徒歩で移動。 


   近くに着いて行った事のない、依水園より奥へと進んでみる事になり、着いた先は東大寺戒壇堂という所がありました。


  階段の上だったので眺めるだけにし、引き返していると【入江泰吉旧居】という看板が目につきました。 


   ちなみに僕らは、レトロな家屋が好きで【志賀直哉旧居】にも、行った事があります。

 (住まわれていた方を、詳しく存じている訳ではないんですが、建物が好きです)


   という訳でお邪魔させて頂きました。 

   お家は、平屋なんですが崖の上に建てられており、家の横にある石段を降りるとお庭があって、とても良い雰囲気でした。 


   ブログ的には、外観の写真から載せた方が良いんでしょうが、撮り忘れたので中の写真から載せます。 


⇒居間。

(少しノスタルジックな感じにしてみました)


⇒応接間。


   玄関を上がって直ぐに客間と応接間があり、廊下と外はガラス戸で隔てられており、豊かな自然が見えます。 


 ⇒廊下。



   この廊下……良い雰囲気ですよねぇ……。 


   真ん中に畳の部屋があって、周りを廊下が囲んでいるような、日本家屋の構造が好きです。 


   奥には、書斎とアトリエがありました。 

(住まわれていた方は写真家だそうです。アトリエは、趣味の部屋として使っていたそうです)


 ⇒書斎とアトリエ。



   中を見終わると、次は外のお庭に。 

  受付の方に案内されて、お庭の存在に気づきました。


⇒石段。



   こんな感じでひっそりと、降りる所がありました。 


⇒お庭。



   風情があって良いですよねぇ。 

   こういう風景、好きです。 


   そう長くない庭を歩いて、再び石段を上がるとこじんまりした建物が現れ、何かと思ったら、暗室でした。 

   これには、テンションが上がりましたね。


⇒暗室。


  左側には現像に使う機械類が置かれていて、真ん中には大きめの流しが設えられ、右側や流しの上には写真を乾かす為の棚が並んでおり、機能的な空間には歴史が詰まっていました。 


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  ここで、余談を一つ。 

 “暗室”が何かをご存知でしょうか。


   1970年~1990年には、フィルムカメラというものが主流で、今のようにSDカード等はなく、フィルムに画像が焼き付いて記録が出来る、というものでした。 

(さも、その時代を生きた感じで語っておりますが、まだ僕が産まれてもいない頃の話なので、ネットで調べてはいますが、事実と違う所があったら、すみません……) 


   そのフィルムに写ったものは、現像して写真になるまで上手く撮れているか分からず、現像をするのも完全な暗闇となる部屋や機材が必要となります。 


   その完全な暗闇と機材を兼ね備えたのが、“暗室”です。 


   なぜ暗闇でなければならないのか、というとフィルムは光が当たると真っ黒になってしまう性質があるからです。


   真っ暗もしくは赤い光(モノクロ時のみ)の中で、細かい調節をしながら印画紙に光を照射し、薬液に印画紙を浸して、乾くまで待つーーという、とても時間のかかる事を、プロが手作業で仕上げていた、と思うと本当に今は便利になったな、と感慨深く思います。 


 ⇒現像の仕組みについて、参考にさせて頂いた記事を載せておきます。
https://designblog.kayac.com/entry/film-print-workshop

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 【入江泰吉旧居】を後にして、目的のもう1つである日本庭園の吉城園へと行きました。 


   自然の中を歩きたい時に、日本庭園や寺社仏閣は、山歩きほど本格的ではなく、手軽に自然を味わえて丁度良いんですよね。 


   喧騒を離れて、池や流れる水を眺めたり音を聞いて楽しんだり、苔むした岩を何とはなしに見ながら、無心で歩いていると、気持ちが落ち着きます。


⇒吉城園





   自然を堪能した後は、お土産屋に寄って日本酒を買い、散歩を終了しました。


 ⇒日本酒。



   紹介するなら、もうちょっとちゃんと撮りなさいよ……という感じなんですが、紹介はしますのでお許し下さい。m(_ _)m 


   左から一番目。奈良県の今西酒造。純米吟醸。三諸杉(みむろすぎ)。 


   二番目。奈良豊澤酒造。純米酒。豊祝(ほうしゅく)。山乃かみ酵母仕込み。


   三番目。奈良県の五條酒造。純米吟醸。五神。


   四番目。奈良豊澤酒造。純米吟醸。無上盃(むしょうはい)。 



   幾つかお土産屋を巡って、見つけて来ました。


   酒蔵に行くのも楽しいんですが、それ以外の場所や地元のスーパーなんかで探すのも結構、楽しいです。


   家にストックがあると、晩酌の時に選べて良いんですよね。


   呑んだ事のないものでも、吟醸か純米か、ラベルやネットの情報などを見比べているのが好きなので買う前と後で2回、楽しめるのも良いです。 


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   たまには、日記も良いかなと、という事で書いてみました。


  余談ですが、アメブロって写真は15枚までなんですね。

  途中で上限です、という表示が出たので一部、コラージュ画像にしたりと工夫をして、何とか収めました。(^ω^)


  ここまで読んで下さった方、有難う御座いました。