おはようございます。今日はVALSHEさんのアルバムをレビューしていきます。よろしくお願いします。

 

 

1.Overture 

今回のアルバムを飾るオープニングのインストですね。美しい旋律で始まり、段々力強さを増していくサウンドが特徴的です。荘厳な雰囲気が品の良さを感じさせます。

高級ブランドのCMにタイアップされていても不思議じゃ無いくらいピッタリなのでは?と思います。

ここから次の曲への繋ぎに注目ですね。

 

 

2.RAGE IDENTITY 

今作のリード曲です。王道のデジタルロックではありながら、重厚感のあるサウンドが特徴的だと思います。

今作の表題が「VALSHEさんがVALSHEさんである意味とは」というテーマになっているので、歌詞もそれに基づいて制作されています。インタビュー記事でも書いてありましたが、Mr.Dioramaとの関連性が強いですね。Mr.Dioramaは過去の自分、RAGE IDENTITYは今の自分に対して向けて歌っているみたいですね。

リード曲なのにMVがないのは気になりましたが、何か理由でもあるんですかね?

 

 

3.Butterfly Core 

VALSHEさんの代表曲の一つですね。某探偵アニメのOPにもタイアップされましたね。

この曲はMVが2パターンありまして、一つは6thシングルの初回限定盤に封入されています。こちらは白皙さんのイラストを用いたMVになっています。

もう一つはこのV.D.の初回限定盤に封入されています。こちらは実写のMVになっています。イラストも実写も楽しめる表裏一体なMVになっているので、どちらもおすすめしたいです。

サウンドも王道なデジタルロックと力強い歌詞がかっこいいのでこちらに是非注目してほしいですね。

 

4.AFFLICT 

こちらの楽曲はこのページからどうぞ

 

 

5.ASTRAEA  

神々しいサウンドと歌詞が特徴的な楽曲です。ボーカルは透明感と伸びがあって神々しさに拍車がかかっています。女神や乙女座をテーマにしていることからファンタジー感が強くて、それが歌詞とも繋がっています。イントロはデジタル色の強いサウンドですが、そこから一気に神秘的なサウンドに切り替わります。僕はこのイントロ部分がすごく好きでここを何度も聴いてしまうくらいです。

神秘的ですが、どこかホラーチックな部分もあって歌詞の一部には悍ましさも感じました。(2番AメロBメロ)

 

 

6.Human Dolls 

こちらもファンタジー要素の強い曲だと思います。でもASTRAEAのような神秘さとは違って、ダークファンタジー色が強い曲になっています。人形が人間の生態を皮肉っているような歌詞が特徴的ですね。曲調が可愛らしくてメルヘンなのに歌詞が皮肉めいているので、そのギャップが中毒性を帯びていると思いました。

 

 

7.Mr.Diorama 

ノイズの入った音で幕を開けるデジタルロックサウンドが特徴です。RAGE IDENTITYは今の自分に向けて作られた楽曲といううことですが、こちらの曲は過去の自分にフォーカスして作られた楽曲だそうです。苦悩や葛藤もあるみたいですが、「自分は何者なのか」といった自問自答もテーマになっているかなと思いました。

 

 

8.Blissful Jail 

ロックバラード曲ですね。この類の曲の中でも重厚な雰囲気と悲壮感が一際強く感じます。孤独の悲痛さや、切実な思いを表現してる歌詞が心にグッときますね。特にサビでの悲痛な表現が痛いほど伝わってきます。これほどまでに辛い曲他にありますか?というくらいにストレートに伝わってきますね。楽器にもこだわっているみたいで、洋風なバラードに仕上げられているのがオシャレだなと感じました。ダークファンタジー風なのでDARK SOULと合いそうだなと思いました。

 

 

 

 

 

続きはまた後日アップさせていただきます。

 

 最後まで読んでくれてありがとうございました!これからもよろしくお願いします。