おはようございます。今日は結束バンドさんの楽曲をレビューしていきます。よろしくお願いします。

 

 

なにが悪い 

虹夏ちゃんがボーカルを務める楽曲です。作中で虹夏ちゃんは「ボーカルは下手っぴだからできない」みたいなことを言及していたのですが、この曲を聴いてみたら全然下手っぴではありませんでした。むしろ突き抜けるような元気な高音が凄く長所になっていると思いました。バンドの4人の中でも唯一アニメっぽさを感じる声なので、この曲との相性も抜群だなと感じました。

サウンドが明るさに振り切っているので、聴いているこちらをポジティブな気持ちにさせてくれます。

でもどこか儚さや切ない雰囲気を感じたのですが、僕だけでしょうか?虹夏ちゃんの生い立ちなども含めて少し陰が垣間見えるようなそんな感じがしました。(虹夏ちゃんのひたすら明るいだけじゃなく、どこか闇のある感じが僕は好きです)

歌詞は自問自答・あらゆる楽曲への答えみたいなのを掲げているのかなと思いました。「カラカラ」や「小さな海」に対してだけではなく、「ギターと孤独と蒼い惑星」や「あのバンド」とも繋がりを感じさせます。歌詞の一つ一つを読んでいくと、ここはもしかしたら?と思う部分が色々見えてくるのでそういう部分でもユニークさを感じることができます。

ただ明るいだけじゃなくてアンサーソングとして他の楽曲とリンクしていることや、「過去を回想して自問自答しつつも未来に進んでいく」といったテーマ性がこの曲を重厚にしているのかなと思いました。

「忘れてやらない」と同様、何十年後かにふとした時に聴くときっと「懐かしさやあの頃の充実感」みたいなものを思い出してしんみりすること間違い無いと思います。

爽やかで元気だけど、どこか切なさを感じさせる雰囲気すごく好きですね。

これからも虹夏ちゃんがボーカルを担当する楽曲が増えてくれたらいいなと思います。

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!これからもよろしくお願いします。