おはようございます。今日は結束バンドさんのアルバム「結束バンド」から一曲レビューしていきます。

 

星座になれたら

イントロは煌びやかでリズミカルなサウンドから始まります。僕はここのイントロで心を掴まれましたね。(笑)このイントロが冒頭の歌詞の「もうすぐ時計は6時」を音で表現していて、一気に曲の世界観に引き込まれました。このようにサウンドが既に美しいわけですが、ボーカルの喜多ちゃん(長谷川育美さん)もサウンドに匹敵するほどの美しい声を響かせています。普段の喜多ちゃんの声はキャピキャピしてる感じですが、歌えば鋭さのある声に変化するのでそのギャップにも心を奪われてしまいます。

 ボーカルやサウンドの美しさについうっとりしてしまいますが、ぼっちちゃんが手掛けた歌詞のワードチョイスにも注目してみてください。簡単に言葉では言い表せませんが、エモーショナルを体現している歌詞だなと僕は思いました。難しい言葉や聞き慣れない言葉が歌詞に入っているわけではなくむしろシンプルな言葉が多いので、歌詞がすんなりと耳に入ってきます。僕が一番好きな歌詞は『いいな 君は みんなから愛されて「いいや 僕は ずっと一人きりさ」』という部分です。この歌詞はぼっちちゃんだからこそ創れるわけですね。一見するとぼっちちゃんから喜多ちゃんに向けて作られた歌詞なのかなあと思いますが、1番のサビや最後のサビの後半を聴いてみると喜多ちゃんからぼっちちゃんに向けた感じもするんですよね。真相は何にせよ素晴らしい曲であることは間違いなしです。

 アニメの最終回でも文化祭のライブで披露されたのですが、音源にはないアレンジが施されていると同時に結束メンバーの結束力も素晴らしいので、是非アニメも観賞してみてください。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!これからもよろしくお願いします。