地球が生まれた頃。
ちいさな星がゆっくりと近づいてきた。
『こんにちわ』
地球が挨拶すると、
『おぉ、これはこれは、新しい惑星君だね。こんにちわ。』
ニコニコと笑う地球に、軽く体を揺すって挨拶をしながら、ちいさな星は通り過ぎながら、
『いろんなことがあるだろうが、精々がんばりなさい。』
と言って去って行った。
時は過ぎて、
何度目かの周期でちいさな星はため息をつきながら地球とすれ違う。
『星さんわたしはどうなるのでしょうか?』
ちいさな星は資源と云うなの贅肉が無くなってがりがりの地球を哀れんだ目で見つめて、
『地球さん。次の周期で会えればいいが…。人間と云う癌細胞がかなり広がっているからなぁ。それまで達者で生きるんだぞ!』
ちいさな星は後ろ髪を惹かれる想いでうなだれたままの地球を残して去って行った。