思い出なるままに 本州編後編 ~3~ | のんびり行こうよ どこまでも 

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ビキナーオヤジモデラーの奮闘記

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昭和59年12月14日 金曜日 曇り

午前10時半に荷物をパッキングして潮ノ岬のユースを後にした。

国道42号線で紀伊半島の東側を北上した。

42号線の古座からの景観は最高であった。

2号線は紀伊半島の東側の約半分を海岸に沿って延びていた。

小気味良く延びる海岸線を走っていくと42号線は熊野市から内陸の峠道と変わった。いわゆる熊野街道である。

この峠道はコーナーが連続する楽しすぎる峠道だった。

峠を越すと尾鷲湾が正面に見えた。熊野街道は紀伊長島にて再び内陸の峠道と変わった。

紀伊長島で内陸に延びる42号線と海岸線の260号線に分岐されていたが私は42号線の峠道を走った。


予定では260号線の海岸を走るはずだったのだが間違えて42号線をそのまま内陸に向かって走ってしまったのだ。

峠を過ぎてから大河内山で右折して県道を抜けて海岸線の260号線に出て南勢に向かって東方向に走った。


260号線は伊勢半島の複雑な地形に沿ってうねるように延びていた。

幾つかのトンネルを抜けて海岸線を走ったのだがこの南島から相賀浦までの30キロ程の区間を迷ってしまった。

入り組んだ狭い国道に生活道路が交差していて迷いこんでしまい方向感覚がすっかり分からなくなってしまったのだ。

何度か行き止まりに突き当たりながら手探りで260号線を辿りながら走った。

ガソリンが予備タンクまで使ってしまいいよいよ燃料切れになりそうになりながらやっとの思いでガソリンスタンドまで入った途端にエンジンがプスンと止まった。ギリギリセーフだった。

道に迷いながら260号線を辿り加津佐で県道を抜けて167号線を抜けてやっとの思いで伊勢志摩ユースに辿り着くことができた。


到着は6時であったが、陽はトップリと暮れて真っ暗な山道と海岸線を手探りで走ってきたのでグッタリとしてしまった。

しかし疲れたが景観の良いところが多くて充実した走行ができた。