昭和59年11月27日 火曜日 晴れのち曇り
午前10時に荷物をパッキングして霧島のユースを出発した。
国道223号線を西に向かって走り、223号線は西から南にうねりながら延びていた。
鳥帽子岳を右手に見ながらワインディングが続き昨日登った高千穂の峰を背にするように鹿児島に向かった。
やがて223号線は緩やかになり。
眼前に鹿児島湾に浮かぶ桜島が大きくドッシリとそびえていた223号線は国道10号線にぶつかった10号線は鹿児島湾に沿って走っていて北九州から鹿児島市まで延びている。
私は10号線を右折して鹿児島市街地に向けて走った。
鹿児島市内の中央卸売市場にて単車を停めて休んでいたらトラックの運転手に声をかけられて写真を撮ってもらえた。
桜島をバックに写真を撮ってもらい桜島にかかわる話を色々してくれて指宿スカイラインを走ると眺めが良いよと勧められて私はスカイラインを走ることにした。
トラックのオヤジさんに礼を言って私は国道226号線をしばらく南下して谷山と言うインターチェンジからスカイラインに乗っかった。
国道226号線は海岸線を走るのに対して226号線のやや内陸側を平行して池田湖まで延びているまだ完成間もない有料道路であった。
指宿スカイラインは緩やかな心地よい高速コーナーが続き左手に鹿児島湾を見下ろしながら走れるロケーションであるが天候は曇天で期待するような景色は望めなかった。
残念な気持ちで仕方ないのでたまにはアクセルを全開にしてみようと思い開けてみたらいまいち加速が良くなかった。
指宿スカイラインは大迫で終点となり県道に変わって池田湖を226号線にぶつかった。
私は池田湖畔の駐車場に単車を寄せてしばらく池田湖を眺めながら休んだ。
池田湖の向こうに開聞岳、別名薩摩富士が雲の合間にうっすらとシルエットを浮かべて見えた。
薩摩富士はスリムな富士山と言う感じだけどなかなか存在感があった。
薩摩富士を背にして226号線を東に向って走った。
開聞町と言うの南側に長崎鼻と言われる半島(鼻)が延びていて私はその鼻に向けて単車を走らせた。
海岸線に続く道路は小気味良かった。駐車場に単車を停めて長崎鼻の燈台まで歩いた。
足場は整備されていた。海は綺麗であった。
澄んで碧い海は気持ちが良かった。しばらく紺碧の海を眺めてから単車に戻って226号線で東の指宿にあるユースに向った。
ユースには5時に着いた。
九州に来てからは宿泊者はどこに行っても結構居るようになった。さすがは観光のメッカだと私は感じた。


