少し苦い思い出です。
   35年も前のことだから、時効ということで告白します。
   ま、そんな仰々しいことでもありませんが、
 
   少し「トラウマ」もありましたので、解放の意味も含めての公表です。
   「ジャズ喫茶」の原点といわれ、昨年10月に期間限定で店舗を再現し
   た、伝説のお店「ちぐさ」の思い出です。
 
 若かった。~♪ (by:チューリップ)・・・ わかる人しかわからない。
 
 就職して間もないころ。研修で「野毛」にきていた。
 昼食を終えて、研修仲間5人と喫茶店を探す。
 あまり、気のきいた喫茶店も見当たらずうろうろしてた。
 
 一人が「ここでいいんじゃない」とドアをあけ入っていった。
 席は空いていて、6人ガヤガヤと入っていった。
 大きなスピーカーが、でんと構えジャズが流れていた。
 お客さんが2人いたと思う。
 
  ここがどんな店か、私は気付いていた。
  高尚な趣味の奴が、昼休み終了までの30分ほどを
  ジャズを聞きながら珈琲を飲み過ごすのかと、私は思ったのだが、
  他の奴等は知らなかったようだ。
 
  案の定、大きな声で話し始め、
  「全員、コーヒーでいいよな~。
   コーヒー6個ね~、時間ないから早めにね~」
  たばこに火をつけ、「灰皿ね~」
 
  私は一言、「やばいヨ、大きな声は・・・」
 
  「なんで、喫茶店ぢゃん!」
  「それよか、研修・・・ダリーよな・・・ 」
  「そう、そう・・・・ 」
  「ばっくれネぇ~ 」
  「ムリ、無理・・・ 」
 
  マスターが、「ここは、そういう店じゃない!!」
  大きな声で「でていってくれ!!!」
 
  「ぇ~、なんでヨ~ 」といいつつ、追い出される格好になった。
 
  「知らないで入ったのかよ~、ここはジャズを聴くお店」
  「会話する、喫茶店じゃないんだよ」
 
  私は、いつか行ってみたいと思ってたのに、敷居が高く
  戸惑っていたのに、気易く入って行った「オマエラ」の
  神経が気に入らねーゼと怒った思い出である。
 
  あれ以来、結局入って行けなかった。
 
  マスターが亡くなり、ご家族、常連さんで再開も結局、閉店。
  昨年の期間限定では、やはり常連でもないのに・・・・
  で、二の足を踏んでいた。
 
  不本意ながらも、一度入店できた。 そんな苦い思い出がある。
  「ジャズ喫茶」といわれると、すぐに思い出す。
  
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 昨年、再現された店舗
 (お写真無断借用ご容赦)