20IO(にぃまるあいおー) 電車内                     
 
 「I=いつか」という未来、「O=思い出」という過去。
 (911)続きのその2 
 
 有楽町の駅でトイレ、横に並んだのだが、チラっと見えたか見えないか・・・
 他のお客様も次々現れるので、鑑賞会はなしです。
 
 東京駅の横須賀線ホームは地下1階、ちょっと遠い。
 彼は用事で鎌倉方面へ出かける。
 始発ではなかったが、丁度よく並んで座れる場所を確保できた。
 横浜へ帰る私は、大船までの約50分を彼の隣りに座り同行する。
 大きなエナメルバッグが役立つ(?)、膝に乗せ死角を作り、手を握り合う。
 あれこれ話しながら、指をからめ、握ったり、擦ったり。
 でも、そこまでなんだ。たまに前に立つ人や、出口に向かう人がいて
 目が気になる。
 耳元で小さな声で囁かれる。「舐めたくなっちゃう」
 時間もないし、場所もないよ。・・・でも、私の気持ち的には駅のトイレに
 駆け込みたいくらいの気持ちはあった。
 もうすぐ、お別れの「大船駅」。
 我慢ができず、彼の手をひっぱった。硬くなってた先っぽに触れさせると、
 彼もそれを待ち望んでいたのがわかった。もっと早くぅぅ・・・
 指先が型をなぞるように、やさしく撫でる。
 頭の先を指の腹で擦られた時、自分のあそこからガマン汁が漏れてると
 感じた。きっとパンツも濡れている。
 駅に滑り込むホンのひと時の快感。「さよなら、またね、連絡するね」
 エナメルバッグで股間を隠し、私は駅に降りた。振り返り彼を見て手を振る。
 
 トイレに駆け込み、パンツについた液体をふき取る。
 もうちょっとでハンパンにも滲みこむところだった。
 帰宅前、公園で溜息をつきながらベンチに寝転ぶ。
 「また、逢わなきゃ」・・・頭の中でそう呟いた。