雪降る朝には・・・

横浜にまた雪が降った。
朝は寒さの中の出勤となってしまった。
いくぶん憂鬱な感じで関内駅の階段を降りる。
オジサンがやや年齢に相応しくないような格好をしている。
若ぶるにもホドがあるからそういうのは辞めようよといいたくなる服装なのだ。
怪しいオジサンは壁方向に体を向けカニ歩きの感じで左へすすむ。
まぁ、昨夜の飲み会にウケねらいでメタボな腹にスリム系ジーンズを穿き、
頭にはバンダナ、海賊風にベスト・・・・そうして「アイパッチ」。
確かに夜の飲み会ならウケたでしょう。でも、朝の通勤客でにぎわう駅には
奇異な感じに映る。ましてや雪降る横浜寒い朝、海賊でも寒いだろう。
しかし、朝から「アイパッチ」はないだろう。
まぁ、昨夜の飲み会にウケねらいでメタボな腹にスリム系ジーンズを穿き、
頭にはバンダナ、海賊風にベスト・・・・そうして「アイパッチ」。
確かに夜の飲み会ならウケたでしょう。でも、朝の通勤客でにぎわう駅には
奇異な感じに映る。ましてや雪降る横浜寒い朝、海賊でも寒いだろう。
しかし、朝から「アイパッチ」はないだろう。
その方とは無関係だと思うが、少し身ぎれいな「プーさん」が顔に傷を負い
イタいたしかった。目の上と、目の下に生々しい擦り傷があり赤い血が流れ
ている。「プーさん」だとは思うがやけに肌が白い。
職場へ急いだ。本当に寒い朝だった。
イタいたしかった。目の上と、目の下に生々しい擦り傷があり赤い血が流れ
ている。「プーさん」だとは思うがやけに肌が白い。
職場へ急いだ。本当に寒い朝だった。
昼、駅構内にあるコーヒーショップ脇に寝転んでいる「プーさん」がいた。
今朝の「プーさん」だ。傷は相変わらずだが、痛そうな顔はしていない。
このぐらいのことはしょっちゅうあるから大丈夫という体だった。
流石に「海賊」はいなかった。構内の空いたスペースは日替わり、週替わりで
出店がある。本日はかばん屋さんのようで、オバちゃんが一人で切り盛りしてた。
今朝の「プーさん」だ。傷は相変わらずだが、痛そうな顔はしていない。
このぐらいのことはしょっちゅうあるから大丈夫という体だった。
流石に「海賊」はいなかった。構内の空いたスペースは日替わり、週替わりで
出店がある。本日はかばん屋さんのようで、オバちゃんが一人で切り盛りしてた。
「ん?」
オバちゃんがこっちを向いた瞬間、思わず声が出そうになった。
「アイパッチ!」
今朝のオジサンぢゃない、正真正銘、背丈も格好もぜんぜん違う。
エプロンをした、髪型はアンコを詰めたアップ気味のオバちゃん。
まさに不似合いな格好に「アイパッチ」をしているのだ。
オバちゃんがこっちを向いた瞬間、思わず声が出そうになった。
「アイパッチ!」
今朝のオジサンぢゃない、正真正銘、背丈も格好もぜんぜん違う。
エプロンをした、髪型はアンコを詰めたアップ気味のオバちゃん。
まさに不似合いな格好に「アイパッチ」をしているのだ。

自問自答の横浜、寒い朝から一転して日差しが出てきた。
もう、雪の痕跡は何も残っていない。